唯一無二の香水として世界中のセレブを魅了して止まない至高のフレグランスメゾン“アンリ・ジャック”。そのアンリ・ジャックから日本限定「ナギオア」と「ユイブラン」の発売を記念したスペシャルコラボレーションボックスが誕生した。
“本物”を伝える唯一無二の究極のスペシャルボックス
時を経ても色褪せることのない“本物”を、臨場感溢れる美しいビジュアルで紹介してきたライフスタイル誌「家庭画報」。
江戸時代から受け継がれる独自の技法と豊かな色彩で名高い漆の真の芸術品“香川漆芸”。
アンリ・ジャックは日本限定「ナギオア」「ユイプラン」の発売を記念し、本物を知り尽くした「家庭画報」を企画監修に迎え、伝統工芸の粋を極めた“香川漆芸”との唯一無二のコラボレーションボックスを制作した。
香川漆芸の人間国宝が手掛けた特別な香水箱
江戸時代主流だった蒔絵に変わる漆工芸として生まれた「香川の3技法」と言われる「蒟醤(Kinma)」「存清(Zonsei)」「彫漆(Choshitsu)」は、多くの 重要無形文化財保持者(人間国宝)を輩出するなど伝統工芸として極めて価値が高い技法だ。
アンリ・ジャックの日本限定香水をイメージした香水箱は、技法の一つ 「蒟醤」の人間国宝・ 山下義人氏を中心とした香川漆芸チームによって全5種類が生み出された。
日本の伝統工芸とフランスの異なる感性のマリアージュ
香水箱の制作にあたり、アンリ・ジャック アーティスティックディレクター、クリストフ・トレメールと山下氏は、幾度となく箱の形状や絵柄などについて相談。互いのクラフツマンシップと高い美意識をリスペクトしながらも意見をぶつけ合い、数ヵ月もの時間を費やして細部までこだわりのある特別な作品として昇華させた。
日本の伝統工芸とフランスという異なる感性のマリアージュによって、世界に一つだけのスペシャルな香水箱が誕生した。
日本の伝統工芸が生み出す本物の美
日本屈指の伝統工芸「香川漆芸」と本物を知り尽くした「家庭画報」、フランスのエスプリを極める至高のフレグランス「アンリ・ジャック」という三者の邂逅によって生み出された芸術的な香水箱。その全5種類を紹介していく。
「有職文」
「有職文」の美しい文様は「有職文様」と「繧繝彩色(同系色の濃淡による色のぼかし)」から着想。桔梗がモチーフで、花の一部に「存清」の技法が使用されている。クリストフ・トレメールたってのリクエストによりアンリ・ジャックのロゴは藤の花をあしらった家紋風デザインに。
販売価格 396万円(税込、限定1点)
「牡丹」
パールを練り込んだ朱漆と緑漆が華やかで上品に煌めく「牡丹」。牡丹の花と蝶はシルクスクリーンと手描きで表現されており、2匹の蝶には「存清」が施されている。艶めかしく美しいカーブラインをもつ複雑な花の形の箱は、木製品加工の高い技術によって実現されている。
販売価格 330万円(税込、限定1点)
「紅梅白梅」
万物を形成する五つの要素を表す形として古より縁起のいい五角形の箱に、天面中央に「HJ」のロゴをあしらった「紅梅白梅」。
朱漆と白漆、金蒔絵で描かれた吉祥文様の梅はのびやかで愛らしい。梅の花の一部には「存清」の技法が用いられている。
販売価格 330万円(税込、限定1点)
「菊花爛漫」
アンリ・ジャックのアーティスティックディレクター クリストフ・トレメール氏のこだわりで実現したのが、江戸時代の薬入れとしてポピュラーだった印籠型の菊花爛漫。箱全体に描かれた菊の花は、全て手書きによるものだ。菊の花の一部には「存清」の技法が用いられている。
華やかな箱を際立たせる緒締玉は、「彫漆」によって作られている。
販売価格 275万円(税込、限定1点)
「飛翔」
日本の特別天然記念物でもある3羽のタンチョウヅルは、クリストフ・トレメール氏の山下氏へリクエストで描かれたもの。
雄々しく翼を広げたその姿は神々しくもあり、箱の美しさを引き立てます。翼の一部には「存清」が用いられている。
波立つ海は黒漆に木綿豆腐を加えて練られており「絞漆(しぼうるし)」の技法で表現されている。
「彫漆」の技法で作られた緒締玉は、約15色のカラフルな漆で作られている。
販売価格 275万円(税込、限定1点)
※工数箱は2024年5月初旬発売予定
※2024年3月よりアンリ・ジャック銀座にて展示・予約受付開始。
※購入希望者多数の場合は抽選にて5月以降にお届け予定。
東京都中央区銀座7-6-19 TEL.03-3289-0068
営業時間:11:00~19:00 火曜定休