リシャール・ミルが新しい“代表作”「RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ」を発表

ブランド初の自社開発クロノグラフムーブメントを搭載した革新的モデル

パテント取得のスイングピニオン式ダブルクラッチ機構

9月8日の日本時間0:00ちょうど。リシャール・ミルが、新しい“代表作”となるモデル「RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ」を発表した。最大の特徴は、ブランド初の完全自社開発フライバッククロノグラフムーブメントを搭載すること。そしてこの新開発ムーブメント「Cal.CRMC1」が、まさにリシャール・ミルならではの、革新性に満ち溢れているのだ。
リリースによれば、「Cal.CRMC1」の開発のために専任チームが30ヶ月もの歳月をかけたのだそう。特筆すべきは、パテントを取得したスイングピニオン(振動ピニオン)式のダブルクラッチ機構だ。

▲スイングピニオンを2つ搭載。1つは4番車とクロノグラフ車の連結・解除用。もう1つは香箱と60分積算計の連結・解除用に使用される。

クロノグラフのスタート、ストップ、フライバック、リセットは6本の柱をもつコラムホイールによって制御。作動中に4時位置のプッシュボタンを押すと、メカニズムをストップさせずにクロノグラフ針を0リセット・再スタートすることができる。

▲両方向巻き上げ式自動巻き、39石、28800振動/時、パワーリザーブ約50時間。

3時位置にファンクションインジケーターを備えるのも特徴。リュウズを引き出すことで、W(巻き上げ)、D(日付設定)、H(時刻設定)を切り替え、各操作が可能となる。地板とブリッジはグレード5のチタン。グレーのエレクトロプラズマ処理を施すことで、組み立て全体の剛性が強化され、完璧な平面性が得られているのが特徴。この組成によって合金の機械的性質がさらに強化されるため、航空宇宙産業や自動車産業でも多用されている最先端テクノロジーだ。スケルトナイズされた地板とブリッジは、徹底した検証テストを経ており、最高の強度条件を満たすとともに、経年劣化に耐えることもできる。

独特の60分積算計と24時間積算計も大きな魅力

目を惹く独特のダイヤルレイアウトも大きな特徴だ。2時位置、5時位置、9時位置にインダイヤルを配置。9時位置はスモールセコンド。2時位置と5時位置は積算計。その積算計を縦に並べ、クロノグラフの計測時間を読み取りやすくしているのが素晴らしい。
しかも、その積算計の時間も注目点だ。クロノグラフのほとんどは、30分積算計と12時間積算計というのが一般的。ところが「RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ」が備えるのは、60分積算計と24時間積算計。つまり、異例に長い、といえる。
そしてそれは、このクロノグラフが長時間駆動が得意であることを示している。その要因のひとつは、先に述べた積算計の動力を香箱から直接得ていること。パワーリザーブに影響を及ぼさないことも重要だ。さらに、クロノグラフを作動させてもテンプの振り角が落ちないことを表してもいる。すなわち「RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ」は単に短い時間を計るだけではない、長い時間を一緒に過ごすことのできる時計。まさにライフスタイルのよきパートナーとなる、リシャール・ミルにとっての新しい代表作なのだ。

ラインナップは、グレード5チタンと5Nレッドゴールドケースの2モデル。ほどよいケースサイズが、男性にも、女性にも、スタイリッシュにフィットするのも素敵だ。

RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ

自動巻き、グレード5チタンケース、ケースサイズ38.4×47.34mm、ラバーストラップ、30m防水。2497万円(税込)

自動巻き、18Kレッドゴールドケース、ケースサイズ38.4×47.34mm、ラバーストラップ、30m防水。3212万円(税込)

ふたりのファミリーの「WITHIN」と名付けられた作品

Benjamin Millepied ベンジャミン・ミルピエ

Thomas Roussel トマ・ルーセル

このふたりのアーティストは「RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ」の独創的なデザインと精巧なメカニズムをモチーフに「WITHIN」(真髄)と題した作品を創作。ベンジャミン・ミルピエはジョシュア・ツリーの砂漠の岩と砂に囲まれたなかでダンスを、トマ・ルーセルは50名ものロンドン交響楽団によりロンドンのセント・ルーク教会での演奏を、それぞれ収録した。

その様子をまとめたのが、この2つのショートムービー。ぜひ、ご覧いただきたい。

 

リシャール・ミルは、高級時計とダンス・音楽が交差する全く新しい世界を提案した。

 

問い合わせ先:リシャールミルジャパン
TEL.03-5511-1555
https://www.richardmille.com/ja

関連記事

  1. リシャール・ミルがフェラーリとの数年間にわたるパートナーシップを発表!

  2. 人気プロゴルファーとのラウンド権をチャリティオークションに出品

  3. 2021年型フェラーリF1マシン『SF21』公開!

  4. 特別連載 リシャール・ミル 銀座 × スノーボードアルペン竹内智香

  5. chaumet

    メゾンショーメを象徴するコレクション「リアン」 待望の新作ハイジュエリーが登場

  6. 特別連載 リシャール・ミル 大阪 × レーシングドライバー松下信治

  7. リシャールミルジャパン基金 チャリティオークション第二弾を開催

  8. 時計連載 / H.モーザー 最終回

  9. チャレンジプロジェクト2020速報

人気記事 PICK UP!

HOT TOPICS

おすすめ記事

  1. dorchester イギリスを代表するラグジュアリー・ホテル、ザ・ドーチェスターが大改装第1フェーズ…
  2. 世界限定8点。稀少な大理石のテーブルをイタリア屈指の家具ブランド、ポルトローナ・…
  3. 「PROUD LIBERICA COFFEE SYRUP」でおいしく楽しく社会貢…
  4. 「Bang & Olufsen」、『Beovision Harmony…
  5. moksa 京都・八瀬にある生まれ変わりをテーマにした宿「moksa」
  6. ベントレーコンチネンタルGTコンバーチブルに待望の“スピード”が登場!
  7. 東山総本山 会津若松にバトラー付きの旅館「鶴我 東山総本山」が開業
  8. 100年の時を超えて蘇ったバカラ「春海コレクション」発売
  9. セレブも夢中の「アレキサンダー・ワン×ブルガリ」のカプセルコレクション第2弾
  10. リシャールミルジャパン基金 チャリティオークション第二弾を開催
PAGE TOP