マセラティ最強のSUV、レヴァンテ・トロフィオ。

ハイパフォーマンスSUVに興味のある方、SUVの枠を取り除き、ハイパフォーマンスモデルに興味のある全ての方に情報提供です。
近年のマセラティの爆発的な成長の立役者であるSUVモデル「レヴァンテ」に、マセラティ史上最強の動力源である排気量3.8ℓのV型8気筒ガソリン・ターボが積まれた。
そのモデル名は、レヴァンテ トロフェオ。
ニューヨークショーでアンベールされたそのモデル、レースシーンを彷彿させるそのネーミングからも本気度合いは伝わってくるだろう。
このV8エンジン自体はGTSにも積まれているが、それよりも最大出力が60psも増強されている。
背景には、砂漠も走れるレベルにまで鍛え上げたQ4インテリジェントAWDという四輪駆動が大パワーと大トルクを受け入れられることが挙げられるが、何にせよ、停止状態から時速100kmまでたった3.9秒でこなす俊足ぶり!
さらに、その最大出力590ps、最大トルク720Nmというモンスターエンジンに組み合わされるのが、ダイレクト感と滑らかな制御を両立するZF製の8速AT。
予想でしか無いが、どのモデルよりも滑らかに、安定して、そして速く目的地まで到着できるはず。
また、それ程のハイパフォーマンスエンジンだから当然、相応に生み出されるエンジンからの大量の熱対策として、専用のインテークグリルを設けており、結果、他のレヴァンテとは異なる存在感のある顔つきとなった。
同様にボンネットにはエンジン内部の空気を吸い出す排気ダクトが設けられ、排気効率を左右するマフラーは、高回転の伸びが良さそうな4本だしマフラーを採用、ブラック加飾されてまとまっている。
またその大パワーと大トルクを支えた上に優れた旋回力を得るべく、22インチの専用ホイルまで用意。
ボディ色を何にするかで、上質からヤンチャ感まで、漂わす空気を幅広い中から選べる。

最後に、内装にもまた相応の仕上げが施されている。
特にシートに使われる革が、フル・グレイン・レザーのピエノフィオーレを使用しており、見て、触れて、その上質な世界が移動の満足度を向上させるはず。
価格はまだ明らかになっていないが、2018年8月よりイタリアのミラフィオーリ工場にて生産がスタートするので、そう遅くない先に判明するはず。
これだけSUVが街に溢れ出した時代だからこそ、この手の中身が伴った個性派ハイパフォーマンスSUVで、周りよりもさらに一歩先を歩みたいものだ。

五味康隆●文

マセラティジャパン
https://www.maserati.com/maserati/jp/ja

関連記事

  1. モードな4座フェラーリ「ローマ」

  2. ランボルギーニ最新モデル「ウラカンEVO RWD スパイダー」を発表

  3. ベントレーのフラッグシップ「フライングスパー」に最新のハイブリッド車が登場

  4. maserati

    ヘリテージを未来に伝えるためのマセラティ・クラシケ公式認定プログラムが始動

  5. 最新コンセプトのショールーム、「ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜」がオープン

  6. 限定399台のマクラーレンのロードスター。

  7. 2020年究極の電動カー、Maclaren Senna「ライドオン」が登場

  8. 想像を超えたウルスの実力。

  9. astonmartin

    優美なオープントップで極上のドライビング体験を――アストンマーティンの新型モデル「DB12 Vola…

人気記事 PICK UP!

HOT TOPICS

おすすめ記事

  1. 「PROUD LIBERICA COFFEE SYRUP」でおいしく楽しく社会貢…
  2. ドーメルの生地とダウンの種類が選べるドゥミ メジュール。
  3. 世界最大のホテルワインセラーを訪問〜 モナコ・モンテカルロの旅へ
  4. 2億円超!? モンブランのスペシャルな筆記具が一堂に会します
  5. イタリア新進気鋭のアーティスト「MAZZI FRANCESCO」特別展 ポルトロ…
  6. オートパフューマリー・アンリ・ジャックが 阪急メンズ大阪 1階に、期間限定ポッ…
  7. dior 日本文化への敬意も感じる「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展開催中
  8. フェンディ カーサ、モダンになって復刻。
  9. 世界初! MARK & LONA × EPON GOLFのコラボクラブ…
  10. ベルルッティ、再認識。
PAGE TOP