東京の緑の濃淡を
移りゆく時間とともに味わう
午後3時、チェックインと同時に、「フォーシーズンズホテル東京大手町」の客室に入る。街歩きや日常生活の中では知ることができなかった、東京の緑の多さに、多様さに、そして美しさに、初めて息を飲むに違いない。東京の中心・大手町にそびえるスカイスクレイパーから皇居の森を臨む絶好のロケーション。夕陽が沈む赤く染まった東京の景色を望みながらのバスタイムもゆっくりと堪能して欲しい。
客室は、壁一面が窓のフォーシーズンズスイートをはじめ、地上38階に位置し、皇居の杜と東京都市景を一望する最上級のインペリアルスイート、ビジネスでの滞在にも最適なエグゼクティブスイート、2家族で滞在可能な2ベッドルーム大手町スイートなどがラインナップ。
チェックインの前に
いつもの東京がいつもと違う東京へ
ランチやアフタヌーンティーを楽しめるのがザ ラウンジ。このスペースを存分に満喫したいなら、選ぶはアフタヌーンティー。江戸味噌とフォアグラコンフィ 無花果と山椒など和のテイストを踏襲しながら遊び心加えた聖母リー、エグゼクティブペストリーシェフによるスイーツとお茶とのハーモニーは、他では味わえない。日常から解放されていく感覚に浸りたい。
もう一つの東京の顔
夜景を楽しむためにダイニングへ
食事の前に、東京大手町の夜景を眺めながら、パリのナイトシーンを想起させるバー「VIRTÙ」でアペリティフはどうだろう。ヴェルテュ75は、シャンパンをベースにしたカクテル。レモン、アブサン、オレンジビターズ、そしてジンorブランデーを好みでチョイス。芳香で爽やかな味わいは、東京にいながら、遠い時代のパリにいるかのような気分にさせてくれる。もちろん、食事の後のゆったりとした余韻を愉しみたい人のためにも、「武士道の7つの徳」をテーマにした、趣向をこらしたカクテルが待っている。世界のバー・シーンで身につけた華麗なテクニックを駆使するヘッドバーテンダー、ジョシュア・ペレズが作るカクテルは、フランスのヴィンテージスピリッツ、希少なコニャックをベースに日本の素材をエッセンスに加え、重層的なハーモニーを醸し出す。
ディナーは、イタリアン〈PIGNETO〉か
フレンチ〈est〉で
「アボンダンツァ(豊潤な人生)」がテーマのイタリアンレストラン〈PIGNETO〉。甘美な言葉を冠とするだけに、ショーキッチンで腕をふるうシェフの姿は、目の前の皿に絶妙なスパイスをふりかけてくれる。ナポリ出身の職人が小麦粉からトッピングまでイタリアの素材にこだわったハンドトスピザはぜひ試したい一品。ミシュランの星に輝く、ギヨーム・ブラカヴァルが手がけるまばゆいばかりのフレンチを味わいたなら〈est〉へ。こちらは日本のテロワールを大切にしたモダンフレンチスタイル。軽快な味わいながらユニークな食材選びで、記憶に残るディナーになるはず。
翌朝は東京の景色を眺めながら
エクササイズ&スパ、が正解
滞在中に究極のリラクゼーションを体験するなら、39階のザ スパへ。アートワークが印象的なレセプションがお出迎え。パノラマビューが臨めるフィットネスジムでエクササイズをした後、スパでトリートメント。最後は、お風呂でくつろぎの時間。
たった19時間の滞在で、東京が創り出す様々な表情を味わいながら、ココロもカラダもほぐれていく。知っているようで知らなかった新しい東京が、大手町にありました。
「フォーシーズンズホテル東京大手町」
東京都千代田区大手町1丁目2-1
お問い合わせ:TEL 03-6810-0600
宿泊予約:TEL 03-6810-0630
www.fourseasons.com/jp/otemachi/