2015年にスタートしたマンダリン オリエンタル 東京のワインプログラムは、数多くのワイン愛好家から支持されている年間プログラムだ。
2025年は10回目という節目の開催となるとともに、マンダリン オリエンタル 東京が2025年12月2日で開業20周年を迎える特別な年となっている。
記念すべきこの年は『Exceptional(エクセプショナル)』をテーマとして掲げ、ソムリエチームが厳選したワインと珠玉の料理が織りなす極上のマリアージュが、全13回にわたり届けられる。
長年培った専門知識と洗練されたサービススキルを有するたソムリエチームをはじめ、“美食の殿堂”と称されるマンダリン オリエンタル 東京が誇るシェフ、比類なきホスピタリティを提供するサービスチームが協力し合い、これまでにない“エクセプショナル(=卓越した)”なワインプログラムが提供される。
「ワイン」「料理」「サービス」それぞれのプロフェッショナルたちが奏でる、“エクセプショナル”なワインプログラムを体験してみてはいかがだろうか。
一般的にワインディナーといえば、既存やそのために用意されたコース料理に合わせてセレクトしたワインが提供されるのが主流。
しかし、マンダリン オリエンタル 東京のワインプログラムは一味違う。シェフとソムリエが何度も話し合いを重ね、料理の構成とワインのペアリングを一から丁寧に作り上げるのだ。まさに“エクセプショナル”なワインディナーが提供されるスペシャルな体験となるはずだ。
「ワインプログラム 2025 by マンダリン オリエンタル 東京」概要
節目の年として素晴らしい内容が期待されるマンダリン オリエンタル 東京の「ワインプログラム」。各界の内容を紹介していく。
【第1回】フレンチファインダイニング「シグネチャー」
Prologue Haute Couture Champagnes / プロローグ オートクチュール シャンパーニュ
伝統を受け継ぎながら、独自のアプローチでテロワールの真髄を表現する次世代の職人たちによって、シャンパーニュに新たな幕開けが訪れている。
シャンパーニュ造りにこだわりを貫きつつ、オートクチュールにふさわしい、伝統と革新が交差する新たな魅力が届けられる。
個性豊かなシャンパーニュとともに、フレンチファインダイニング「シグネチャー」のコース料理との絶妙なペアリングが堪能できる。
【開催日】 2025年3月22日(土)
【料 金】 41,800円
【第2回】イタリアンダイニング「ケシキ」
Italian Rising Producers / イタリア ライジング プロデューサーズ
創業当初からの伝統を受け継ぎながら、発展と革新を絶え間なく続ける、今注目のイタリアワインの生産者に焦点を当てたワインディナー。
イタリア各地の地方料理を豊かな感性で表現したシェフ フルビオ・ベントゥーラの特別コース料理と、イタリアを代表する「バローロ」「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」など、ソムリエが厳選した上質なワインとのマリアージュを愉しめる。
【開催日】 2025年4月26日(土)
【料 金】 19,800円
【第3回】広東料理「センス」
California Wine – Past and Present – / カリフォルニアワイン ― 昔と今 ―
新興国でありながら、いまや世界のワインシーンを牽引するほどのカリフォルニアワイン。
主流だったリッチで豊満なスタイルから、近年は「ニューカリフォルニアワイン」と呼ばれる繊細でエレガントなスタイルのワインが注目を集め、ワイン産地としての可能性が広がるカリフォルニアワイン。豊かな大地、独自の文化、多様なバックグラウンドを持つ人々が生み出す珠玉のワインの「昔と今」を、広東料理の絶妙なハーモニーとともに堪能できる。
【開催日】 2025年5月24日(土)
【料 金】 46,200円
【第4回】インターナショナルダイニング「ヴェンタリオ」
World Wine Fair / ワールド ワイン フェア
ソムリエが世界中から厳選した、旧世界のワインから新世界のワイン産地まで、幅広いジャンルのワインを20種類以上お楽しみいただける「ワールド ワイン フェア」。
ワインテーブルでソムリエとの会話を楽しみながら自分好みのワインを選択可能だ。さまざまな食文化が融合する旬の食材を使用したブッフェ料理とのペアリングを自由な発想で楽しめる。
【開催日】 2025年6月27日(金)、28日(土)
【料 金】 各日13,200円
【第5回】フレンチファインダイニング「シグネチャー」
French Legacy / フレンチレガシー ― フランス料理とワインの系譜 ―
時代とともに移り変わり進化を続けてきたフランス料理とワイン。
それぞれの地方で、文化や風土に根ざした伝統的な郷土料理が生まれ、その土地(テロワール)の特徴が表現されたワインが誕生してきた。
そのような料理とワインの歴史に想いを馳せながら、伝統的な料理にモダンなエッセンスを加えた、フレンチファインダイニング「シグネチャー」の特別コース料理と、フランスの大地が織りなす個性豊かなワインとの至福のマリアージュが堪能できる。
【開催日】 2025年7月25日(金)
【料 金】 45,540円
【第6回】「オリエンタルラウンジ」
Champagne High Tea / シャンパーニュ ハイティー
シャンパーニュラヴァーには堪らない、ソムリエがセレクトした数種類の選りすぐりのシャンパーニュを愉しめる「シャンパーニュ ハイティー」。
シェフが巧みに仕上げた宝石のようなプティフールやセイボリーとともに、シャンパーニュをフリーフロー(90分間)で堪能できる。
都心の喧騒を忘れ、38階から見渡す煌びやかな夜景とともに贅沢なひとときを過ごせるはず。
【開催日】 2025年8月22日(金)、23日(土)
【料 金】 各日18,700円
【第7回】インターナショナルダイニング「ヴェンタリオ」
New Pairing ‘Spice x Wine’ / 新たなペアリング体験 「スパイス x ワイン」
スパイスの魅力に迫る回。スパイスが持つ多様性と豊かな風味が世界中の料理に彩りを与える。
スパイスを巧みに操る料理を得意とするシェフ ヴィンセント・ワンが織りなす特別コース料理と、ソムリエが厳選したワインとのペアリングは、ワインがスパイスを、スパイスがワインを引き立てる、五感を揺さぶる新たな食体験となるだろう。異国を巡る旅をしているかのような、味覚の冒険へと誘われる。
【開催日】 2025年9月27日(土)
【料 金】 18,700円 ※コース料理での用意。
【第8回】 広東料理「センス」
LIVE Pairing /「ライブペアリング」シェフとソムリエの共演
広東料理「センス」エグゼクティブチャイニーズシェフ 中間利幸が、目の前で匠の技を駆使して料理を仕上げる、18名限定のワインディナー。
ソムリエがシェフとともに料理に合うペアリングを考察する、ライブ感あふれる演出も楽しめる。シェフとソムリエの共演が織りなす、今までにない新感覚の至福のディナーが体験できる。
【開催日】 2025年10月25日(土)
【料 金】 46,200円
【第9回】「ピッツァバー on 38th 」「タパス モラキュラーバー」
KRUG – The Art of Craftmanship / クリュッグ – ザ・アート・オブ・クラフトマンシップ –
オーケストラのようなシャンパーニュと称賛される「クリュッグ」。その中でも特に希少な「クロ・デュ・メニル」は、“単一畑、単一品種、単一年”から生まれたまさに芸術品と呼べる逸品。
珠玉のクリュッグコレクションに合わせて、「ピッツァバー on 38th」と「タパス モラキュラーバー」、それぞれの職人たちが織りなす唯一無二のガストロノミー体験が提供される。8席限定のそれぞれのカウンターで繰り広げられる、驚きと美食の融合が愉しめる。
【開催日】 2025年11月22日(土)
【料 金】 各110,000円
※ レストランは「ピッツァバー on 38th」もしくは「タパス モラキュラーバー」から選択。
【第10回】フレンチファインダイニング「シグネチャー」
20th Anniversary of Mandarin Oriental, Tokyo
Exclusive Wine Dinner – D.R.C. (Domaine de la Romanée-Conti)
マンダリン オリエンタル 東京 開業20周年
エクスクルーシブ ワイン ディナー D.R.C.(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
8名だけのためにオープンするフレンチファインダイニング「シグネチャー」で、一夜限りの究極のラグジュアリー体験。
2025年12月2日に迎える開業20周年を記念し、ワイン界の頂点に君臨し、最も希少性の高いワインとして高名なDomaine de la Romanée-Conti(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、略称D.R.C.)を堪能する特別なワインディナーが開催。
市場価格が300万円を超えるといわれる世界最高峰の赤ワイン「ロマネ・コンティ」、世界最高級の白ワイン「モンラッシェ」を含む、7つのグラン・クリュ畑から生まれた珠玉のワインを、一度に味わう贅沢なひととき。
D.R.C.のワインに深い造詣を持つゲストスピーカーをお迎えし、ワインの魅力をより一層引き立てる貴重なお話も楽しめるという、またとない特別な機会となるだろう。
【開催日】 2025年12月5日(金)
【料 金】 583,000円
【第11回】「オリエンタルラウンジ」
Premium Champagne High Tea / プレミアム シャンパーニュ ハイティ―
2025年を締めくくる華やかで優雅なワインイベント「プレミアム シャンパーニュ ハイティ―」は、ホテル最上階38階に位置する「オリエンタルラウンジ」で開催される。
ソムリエが厳選した、煌びやかで洗練されたシャンパーニュの数々をフリーフロー(90分間)で堪能できる。フェスティブシーズンにシャンパーニュとともに、非日常を味わいながら優雅に過ごせる特別な一夜となるだろう。
【開催日】 2025年12月13日(土)
【料 金】 26,400円
【第12回】フレンチファインダイニング「シグネチャー」
Premium World Wine – Exceptional Selection –
プレミアム ワールド ワイン – エクセプショナル セレクション –
新年の初回は世界中の名だたるワイナリーから厳選されたプレミアムワインが一堂に集められ、至高のワイン体験が愉しめる。
シャンパーニュの象徴「クリスタル」や、カリフォルニアを代表するプレミアム白ワイン「キスラー」など、輝きを放つ珠玉のワインをソムリエチームがセレクト。選りすぐりのエクセプショナルなワインセレクションと、フレンチファインダイニング「シグネチャー」のコース料理とのマリアージュが、五感を刺激する贅沢なひとときを演出してくれる。喜びと発見に満ちた、上質で洗練された美食の世界を堪能できる。
【開催日】 2026年1月24日(土)
【料 金】 66,000円
【第13回】広東料理「センス」
Grand Finale ‘Black Truffle x Sense x Fine Bourgogne’
グランフィナーレ「黒トリュフ x センス x ファイン ブルゴーニュ」
フランス、ブルゴーニュ地方はワイン愛好家たちの憧れの地。同一品種ながら、テロワール(土地)の違いが生み出す豊かな風味は、深淵な味わいを醸し出し、ワインの奥深さを物語ります。今回のワインプログラムのフィナーレは、広東料理「センス」が誇る素材の味を最大限に引き出した特別コースが用意される。芳醇な香りを放つ黒トリュフを散りばめた料理と、程よい熟成を重ねたブルゴーニュワインが奏でる“一期一会”の贅沢なマリアージュを堪能できる。
【開催日】 2026年2月21日(土)
【料 金】 88,000円
※ 表示価格は消費税込みの1名料金。サービス料別途。
※ 「ワインプログラム 2025 by マンダリン オリエンタル 東京」は、ディナー時間帯での提供。
※ 内容は予告なしに変更になる場合あり。
マンダリン オリエンタル 東京
0120-806-823(レストラン総合予約9:00-21:00)
Eメール motyo-fbres@mohg.com
※予約開始は、開催日の2カ月前から
マンダリン オリエンタル 東京 ソムリエチーム
マンダリン オリエンタル 東京では、一般社団法人日本ソムリエ協会が認定するソムリエ資格を保有する20名を超えるスタッフが各レストラン&バーで活躍。
その中で、マンダリン オリエンタル 東京の5,000本を超えるワインの管理やワインリストの作成、ワインプログラムやワイン・日本酒などのイベントの企画立案・開催を行っているのが、ディレクターオブワイン 野坂昭彦氏率いる5名のソムリエチームだ。野坂氏は、2023年に一般社団法人日本ソムリエ協会主催「第10回全日本最優秀ソムリエコンクール」で優勝、イギリスで創設された国際資格である「The Court of Master Sommelier」における「Advanced Sommelier Certificate」も有する数少ない日本人の一人だ。ソムリエ業界をリードする存在として、その卓越した技術と知識で業界に貢献するスペシャリストだ。
マンダリン オリエンタル 東京のソムリエチームは、野坂氏を筆頭に、若手の登竜門とされる、ヴランケン ポメリー ジャパン株式会社主催「ポメリー・ソムリエコンクール2023」で優勝した、ソムリエ・スーパーバイザー 山本麻衣花氏、準優勝したシェフソムリエ 池田大輝氏、将来が有望なソムリエ・スーパーバイザー 鈴木大輝氏の若手をはじめ、日本人として初めてフランスのミシュラン3つ星レストランでソムリエとして活躍した経歴を持ち、マンダリン オリエンタル 東京の開業時からソムリエチームを先導してきたシニアシェフソムリエ 加茂文彦氏で構成。加茂氏は、ソムリエとしてフランスの食文化への長年の貢献が認められ、2024年に「フランス農事功労章」によるシュヴァリエ章も授与されている。