東京・原宿を拠点とするオークションハウス「NEW AUCTION」が、6回目 となる公開型オークション『NEW 006』を2024年4月27日(土)に開催します。
新しいスタイルのオークション
「NEW AUCTION」は、2021年6月に原宿を拠点とした新しいアートオークションハウス。
従来のアートオークションという枠組みに縛られることなく、新しい体験や価値観を提供することを目的としており、新しいオークションの可能性を世界に向けて発信しています。
「NEW AUCTION」の新しい取り組みのひとつが「アーティスト還元金」です。アートマーケットの持続的な循環を促すための仕組みで、「NEW AUCTION」は日本で唯一この仕組みを導入しているオークションハウスです。落札した作品の著作権者に対して、アーティスト還元金を独自に支払うことでNEW AUCTIONを通じた取引が少しでもアーティストの支援につながることを目指して導入されました。
また「NEW AUCTION」では、ギャラリーやコレクターとだけではなく、ファッションや建築、食などアートの枠組みを超えたジャンルとも積極的に連携し、作品を最大限プロモーションすることも目指しています。
目玉作品はアンディ・ウォーホルのあの作品
6回目となる「NEW 006」では、アンディ・ウォーホルの代表作である「マリリン・モンロー」シリーズのなかで最も人気の高い「ピンク・マリリン」が出品予定。世界中のオークションでも、数年に一度出品されるか否かの大変貴重な機会となります。マリリン・モンローの死から5年後の1967年に制作された本シリーズは、シルクスクリーンを用い、連続と差異を繰り返しみせることで、人々の持つ先入観に疑問を投げかけたアメリカを代表するポップアートです。
なかなかお目にかかれない珠玉の作品群
また、グラフィックデザイナー時代にアンディ・ウォーホル から多大な影響を受け、1980年から画業に専念する横尾忠則が、画家宣言後の最初期に描いたという《灰塚輝三氏の肖像》も出品されます。
そのほか、村上隆の生と死を連想させる大型のペインティング作品《BlueSkull》や、絵画の質感やストロークの痕跡など実際に作品と対峙することでしか伝わらない表現を行う武田鉄平の《絵画のための絵画作品》など、現代美術を語るうえで欠かすことのできない貴重な作品の数々を取り揃えます。
オークションは渋谷MIYASHITA PARKにある「SAI」にて行われますが、オークションに先立ち開催されるプレビューでは、すべての出品作品を実際に鑑賞することが可能。
事前に自分の目で作品をチェックしてオークションに臨め、カタログだけでは感じ取れない作品の質感や空気感を見てとれる。思いも寄らない新しい作品に惹かれるきっかけになるでしょう。
主な出品作品
Pablo PICASSO(パブロ・ピカソ)/ Andy WARHOL(アンディ・ウォーホル)/ Joseph BEUYS(ヨーゼフ・ボイス)/ Nicolas de STAËL(ニコラ・ド・スタール)/ Ellsworth KELLY(エルズワース・ケリー)/ Donald JUDD(ドナルド・ジャッド)/ Kenneth NOLAND(ケネス・ノーランド)/ Christopher WOOL(クリストファー・ウール)/ Wolfgang TILLMANS(ヴォルフガング・ティルマンス)/ 横尾 忠則 / 東松 照明 / 大谷工作室 / くらや えみ / ハロシ / KYNE / 花井 祐介 etc…
「NEW 006」プレビュー
会期:2024年4月20日(土)- 4月26日(金)
時間:11:00 – 20:00(最終日のみ17:00まで)
会場:SAI
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-20-10RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
「NEW 006」オークション
会期:2023年4月27日(土)
時間:START 14:00 -(OPEN 13:30- )
会場:SAI
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-20-10RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
Webサイト
https://newwwauction.com/