本物のマニュファクチュールとして、世界中の時計ラバーズから垂涎の眼差しを浴びるH.モーザー。世界でも有数の完全マニュファクチュールとしての確かな技術力と目を奪われるような美しい仕上げが魅力的な高級時計ブランドだ。トラディショナルでありながらもコンテンポラリーでもあり、常に挑戦をし続けるアグレッシブな姿勢も特徴のひとつだ。
そのH.モーザーからその魅力を存分に詰め込んだ美しいコンプリケーション、 パイオニア・レトログラード セコンドが誕生した。
全てが美しい新作「パイオニア・レトログラード セコンド」
H.モーザーの新作パイオニア・レトログラード セコンドは、洗練されたデザインとコンプリケーションが融合した魅力的なマスターピースとなっている。
アートのようなレトログラードの機能美
「レトログラード」は“逆行”を意味するフランス語で、同モデルでは6時位置に30秒の秒針として備え付けられ、30秒刻んで扇状の端まで来るとスタート位置まで瞬時に逆行して戻り、また動き出す。
まるでリズミカルに踊るダンスのように美しくもユニークな動作を繰り返すのだ。
計測器やスピードメーターにインスパイアされたというデザインは、アスリートのように無駄が無く美しいスポーティなボディを、レトログラードの機能美でアートのように彩る。
レトログラードの旗手・アジェノー社のモジュールを採用 革新的でありながらエレガントに
パイオニア・レトログラード セコンドの心臓部で時を刻むのは自動巻きムーブメント HMC 250。このムーブメントは、H.モーザーが開発したHMC 201をベースとして、レトログラードの旗手ともいわれる最高級ムーブメントメーカーアジェノー社のモジュールを組み込んだものだ。H.モーザーの革新的な思想と、エレガントでミニマルなスタイルがこのコラボレーションを実現させ、美しく最高のムーブメントが生み出された。
高度な技術に遊び心を持たせたデザインと美しいスケルトンブリッジ
30秒の秒針の動きを司るダブルのスネイルカムが組み込まれたパイオニア・レトログラード セコンドのレトログラード機構は6時位置に配され、その動作を堪能することができる。その独創性は、高度な技術に遊び心を持たせたデザインにある。
レトログラード セコンドのスケルトンブリッジは、H.モーザーを象徴するトゥールビヨン・ブリッジの美しさを彷彿とさせ、その機能美で見るものを惹きつける。スネイルカムの下にあるツートーンカラーのディスクで、30秒のサイクルの第1周期か第2周期かを表示しており、視覚的なダイナミズムさももたらしている。
ブランドアイデンティティと本質を際立たせる美しいダイアル
H.モーザーのダイアルは、どのブランドとも似ていない。ダイアル上にブランドロゴが無いモデルも多く、あってもごく目立たない形だ。
他ブランドが必死に主張するロゴで主張しない。ミニマリズムの哲学によるものでもあるが、いわばロゴさえあれば高級と認められるような世間へのアンチテーゼとも思える。ダイアルの美しさの為にロゴは必要ない、むしろ邪魔だとさえ考えているのだろう。それだけ美しい文字盤や時計自身にプライドがあり、他のブランドとの差別化にロゴを使う必要がないのだ。
結果としてH.モーザーは、わかりやすくロゴを配置しなくても、どのブランドとも一線を画す唯一無二のアイデンティティをなしている。そしてそのアイデンティティの中枢はいうまでもなく、H.モーザーの象徴である美しいフュメダイアルだ。
パイオニア・レトログラード セコンドは、 ミッドナイトブルー フュメダイアルに透明なラッカー仕上げのロゴが配されている。無駄にロゴで主張する必要はなく、秘密の署名のように透明に仕上げられたロゴは、コンプリケーションとしての本質を際立たせている。
革新的なコンプリケーションとして生み出された「パイオニア・レトログラード セコンド」は、既存の時計に満足できない愛好家たちに向けたH.モーザーの答えのひとつとなるだろう。
パイオニア・レトログラード セコンド詳細
リファレンス:3250-1200
ケース:ステンレススチールケース、シースルーケースバック、ねじ込み式リュウズ
防水:12気圧防水
ケースサイズ:直径42.8 mm 厚さ14.2 mm
ダイアル:サンバースト仕上げを施したミッドナイトブルー フュメ
透明なラッカー仕上げの H. Moser & Cie. ロゴ
スーパールミノヴァ®がコーティングされたリーフ型の時針と分針
ファセット加工が施されたアプライドインデックス
ムーブメント:アジェノー社開発の30秒レトログラードモジュールを搭載した自動巻キャリバー HMC 250、31石
パワーリザーブ:約3日間
ストラップ:ラバー、ファブリック、アリゲーター レザーストラップまたはステンレススチール製ブレスレット
予定価格:3,564,000円(税込)
発売:2024年12月日本入荷予定