ベントレーコンチネンタルGTコンバーチブルに待望の“スピード”が登場!

ラグジュアリーな4座オープンに、最高の刺激が入った

クルマは人生を豊かにする。様々なインフラが整備された今、都会での生活はクルマがなくても快適に過ごせるどころか、クルマがない生活の方が、楽だという見方さえ芽生えてきている時代だ。だがそんな時代、だからこそ。いいクルマに乗って、いい服を着る。ベントレーの最高峰のグランドツアラーとなる「新型コンチネンタルGT スピードコンバーチブル」が発表された。ラグジュアリーな4座オープンに、最高の刺激が入った。

誕生から、快進撃は止まらない

1919年、ベントレーはイギリスで誕生した。デビュー当初からすごかった。1924年の創設からたった5年で、ル・マン24時間レースで優勝をしている。創始者自ら設計したモデルに改良を重ね、たった5年で 、24時間レースを優勝させるまでに技術を磨いたのである。その時のクルマが、今回発売された「新型コンチネンタルGT スピードコンバーチブル」の原型だ。さらにすごいのは、技術がレースだけに偏っていないというところ。17〜18世紀のヨーロッパでは、若い男女が刺激を求めて旅することが流行っていたらしい。その旅をより軽快に、快適にすることはできないか。軽々と長距離移動できるようにと考え抜かれ、誕生したクルマでもあるのだ。特別な旅を支えるクルマ。グランドツーリングの源流とも解釈できる。それが現代に通じる、ラグジュアリーに繋がっている。レースも、日常に求めたいラグジュアリーも、どちらか一つに偏るわけではなく、両方を叶える技術の進化を、100年以上に渡り考え続けてきたベントレー。そんなベントレーが発表した「新型コンチネンタルGT スピードコンバーチブル」とは、どんなクルマなのだろうか。

追求した走り

「コンチネンタルGT」は、ベントレーが誇る2ドアクーペだ。2ドアクーペでありながら、後部座席も用意されていて、同乗者も最高な走りを体験することができる。その4座オープン版、今回注目すべきは、なんといっても改良版のエンジンが搭載されたこと。ベントレーの代名詞とも言える6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボ「TSI」エンジンが、さらに改良され搭載されている。なんとその最大出力は、従来型のW12モデルを24psも上回る659psだ。最大トルクは91.8kgmを誇る。0~100km/h加速は3.7秒、最高速は335km/hという高性能。スポーツカーのそれを凌駕するパフォーマンスだ。
走りの性能をさらに強化した「GTスピード」とも引けを取らない、圧倒的なパワー、速さがある。だがそこは、ラグジュアリーも両立するベントレー。あらゆるドライバーに満足してもらうため「ベントレー」モードと「コンフォート」モード、そして「スポーツ」モードと言う3つのモードがしっかり用意されている。力の配分が、さらに細かく配分されるようになったのだ。「ベントレー」モードと「コンフォート」モードでは、前後ホイールのグリップバランスが調整された。
これによって、コーナリングダイナミクスが向上し、より確実なグリップが得られるようになったため、正確にコーナーを通過することができる。「スポーツ」モードでは、シフトアップのタイミングを遅らせ、シフトダウンを早めた。それによって、ドライバーの操作に、より正確に早く反応することができるようになったのだ。トランスミッショ ンも、通常の2倍の速さで変速する。

諦めないラグジュアリー

乗り心地にも、見た目にも、もちろん妥協はない。専用のルーフは、Z型に折り畳まれる構造になっており、オープンもクローズも、たったの19秒だ。ボタンをワンタッチするだけ。たった19秒で、ラグジュアリーなクーペが、一気にオープンなグランドツアラーへと変身する。ルーフの開閉も技術進化しており、騒音レベルがさらに低下。より静かになったのだ。エクステリアも、独創的で最高級。

22インチの鍛造ホイールは、スピードモデル専用に設計されているが、仕上げ方法を3種類から選ぶことが可能だ。「BENTLEY」の文字のアウタートレッドプレートが、さりげなく光るのもいい。ルーフカラーも7色から選択可能。英国伝統のツイードを現代的にアレンジした柄も用意されており、英国気分を表現するのもいいだろう。ルーフライナーはなんと8種類。車内も、メインレザー15色、セカンダリーレザー11色から選択可能。それぞれのパーツを多彩なラインナップから選択できるので、お好みのクルマに仕上げることが可能だ。「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトとヘッドレストに施された「Speed」の刺繍が、最強モデルであることをほのめかすように輝いているのも魅力だ。

2002年からエリザベス女王の公用車としても使用されているだけあって、ベントレーのその貫禄は桁が違う。しかし、技術の進化も一切の妥協なしだ。走りも、ラグジュアリーも。全てを諦めないことが、真のラグジュアリーなのかもしれない。

メーカー希望小売価格29,997,000円(税込)。*2020年10月1日時点での参考価格です。オプション費用や保険料等の諸費用は含まれておりません。
受注が開始されており、納車は2021年秋以降となる予定。

ベントレー・モータース
https://www.bentleymotors.jp

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