メルセデスの理想とは?クルマのあるべき姿とはなんだろう?メルセデスの答えは、いつの時代も「人のため」だ。運転する人はもちろん、同乗する人、はたまた乗っていない周囲の人のことまで考えることができてこそ、真のクルマである。全ての人がより快適に過ごすことができるクルマを目指し、メルセデスは進化を遂げてきた。メルセデスが、世界一のブランドであることは間違いない。
そんなメルセデスが造るSクラスが、大型アップデートを遂げた。メルセデスが「歴史の中で追い求めてきた、理想のクルマの集大成」とまで言い切った。追い求めてきた理想のクルマは、果たしてどんなクルマなんだろうか。
8年ぶりのフルモデルチェンジ
Sクラスのフルモデルチェンジは、なんと8年ぶり。時間をかけて造りあげたからこそ、今回の進化はレベルが違う。最新のテクノロジーが詰まった最先端のインターフェースが、これでもかと言わんばかりに搭載されているのだ。驚くほど簡単に多彩な操作をこなすことができ、かつ快適性と安全性にもこだわった。
最新のテクノロジーと最先端インターフェースで実現する最高品質の安全性と快適性
まずは、音声認識機能「MBUX」の進化だろう。どの乗員が話しているのか、音声を聞き分けることができる機能が追加された。これにより、複数のコマンドに対して一度に反応することが可能になったのだ。
後部座席に乗る人の声にも反応するようになったため、前席からはナビの操作、後席からはエンターテイメントの操作など、同乗者全員がより快適に操作をすることができる。
前席乗員のジェスチャーにも反応する。Vサインを見せるだけで目的地を瞬時に呼び出すことができるなど、特定の機能をショートカットすることができたり、車庫入れの際にドライバーが振り向くだけで、電動ブラインドが自動で開いたりと、面倒な操作が一切不要だ。ARナビゲーションという、仮想現実の機能も搭載。実際にドライバーが見ている前方の景色を、ディスプレイに表示することが可能なのだ。これにより、よりわかりやすい進路支持が期待できる。
もちろん安全性にもこだわり抜いている。メルセデス初となる、後部座席のエアバックが搭載されたのだ。乗る人の姿勢によって移動するSRSシアクッションエアバックが採用されたため、体格やチャイルドシートの有無に関係なく、しっかりとホールドしてくれる。
搭載されているセンサーやカメラの性能も進化。それにより、さらに高性能な「インテリジェントドライブ」が可能となる。車線変更時のうっかりや衝突の危機もしっかり補助してくれたり、ドライバーのもしものときの安全停止機能など、生死を左右する最後の数秒を諦めない。指紋などによるドライバーの生体認証も標準装備。セキュリティも万全だ。
エクステリアは、ラインやエッジが大幅に削減されたシンプルな形状。メルセデス初の格納式アウターハンドルも採用され、空気抵抗もさらに受けずらくなった。快適性と安全性にこだわりながらも、走りの良さも両立させるのがメルセデス流だ。
さらに次の時代へ
命より大切なものはない。最新のテクノロジーと技術を総動員し、メルセデスは理想のクルマを完成させた。便利でありながらも危険も多いクルマだからこそ、危険を最小限に抑えたクルマを。一つの理想を、現実世界に生み出したメルセデス。次は何を造るのだろうか。さらなる進化に目が離せない。
ディーゼルにも4WDが選べるようになったのもニュースだ。
新型Sクラス
S400d 4MATIC 1293万円
S500 4MATIC 1375万円
S400d 4MATICロング 1678万円
S500 4MATICロング 1724万円
メルセデス ベンツ
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/explore.html