限定399台のマクラーレンのロードスター。

マクラーレンがアルティメットシリーズのニューモデルをペブルビーチ・コンクールで発表した。
デビューするのは、来年2020年の後半で、なんとまだ名称も決まっていないという状況での異例の発表だ。
それは、公道を風を感じて走ることができる究極のロードスター。
2シーターのオープン・コックピットで、生産台数が399台に厳密に制限されているそうだ。
このロードスターの特色は、公道走行にも適合する、究極のサーキットカーになることを目指したマクラーレン セナとも、高速域での空力効率を追求したスピードテールとも異なり、公道走行の楽しさを徹底的に追及して開発されている。
ドライバーと周辺環境が一体化するような感覚が味わえるらしい。

クラシカルなプロポーションの外観に、エレガントな流れるようなライン、控えめなディヘドラル・ドア。
サーキットより公道指向の強いデザインとなっている反面、マクラーレンのトレードマークでもあるカーボン・ファイバー構造の活用によって、マクラーレン・オートモーティブがこれまでに製造したモデルの中で最軽量のクルマとなっている。
セナで採用されているV8ツインターボをベースとしたエンジンを搭載し、圧倒的な性能が保障されている。
マクラーレン・オートモーティブCEOのマイク・フルーウィット氏は「ロードカーでもサーキットカーでも、もっとも純粋で、最もクルマとの一体感を感じられるドライビング・エクスペリエンスを提供するために、絶えず限界に挑戦しています。
アルティメットシリーズに新たに加わることになった、オープン・コックピットのロードスターは、公道でのドライビングの楽しみを新たなレベルに引き上げるでしょう」と述べている。
2020年後半に発売予定の新しいアルティメットシリーズモデルの日本での販売価格は未定で、現在のセナ(75万ポンド)とスピードテール(210万ポンド)の中間に設定される予定らしい。
マクラーレンは、2018年に12億ポンドを研究開発に投入し、2025年までに18のニューモデルを導入するというビジネスプラン「Track25」の発表通り、イノベーティブなクルマを送り出し続けている。
純粋なオープントップ・ドライビングの爽快さを重視したニューモデル。
スポーツカーではなく、スーパースポーツカーのマクラーレンは、ドライブしていると非日常に誘ってくれる。
ロードスターは、乗った瞬間に変われる魅力がある。
2020年のデビューが今から楽しみで仕方がない。

マクラーレン
https://jp.cars.mclaren.com/
マクラーレン東京
https://tokyo.mclaren.com/

関連記事

  1. 世界にわずか「2台」しか誕生しない F8 TRIBUTO「ALLEGGERITA CARBONIO…

  2. ダークなアクセントを効かせたモダンラグジュアリークーペ「 ベントレー GTマリナーブラックライン」登…

  3. アストンマーティン初の二輪車!ブラフ・シューペリアと共同開発した「AMB 001」の走行テストが進行…

  4. ベントレーの偉大なるV8エンジン、60年以上の歴史に幕を下ろす。

  5. メルセデスVクラスからアウトドアに最適の「V220d マルコポーロ ホライゾン」登場

  6. 想像を超えたウルスの実力。

  7. 100周年のベントレーは、ヴィンテージになるか。

  8. マクラーレン至極のハイパーGT「スピードテール」を日本初公開!

  9. ロールス・ロイス「ゴースト」に「ブラック・バッジ」が登場

人気記事 PICK UP!

HOT TOPICS

おすすめ記事

  1. 秘かなる深淵あれこれと目くるめく新体験 リニューアルされたベルリンの魅力とは
  2. 夏のヴァカンスをプールサイドで満喫する。 ルレ・エ・シャトー 3つのホテルを巡る…
  3. Mr. CHEESECAKE「麻布台ヒルズ」に登場!ブランド初のカップ入りチーズ…
  4. 麻布台ヒルズに移転した「デポルターレクラブ」が人間ドック付きトレーニングプログラ…
  5. 三井のシニアレジデンスにおけるフラッグシップ 「パークウェルステイト西麻布」が1…
  6. 往年の銘玉ライカ ズミルックスM f1.4/50mmがついに復刻
  7. 坂本龍馬生家跡として知られる「ホテル南水」がラグジュアリーホテルとして2024年…
  8. セレブも夢中の「アレキサンダー・ワン×ブルガリ」のカプセルコレクション第2弾
  9. クリスマスは美しい神戸の夜景を豪華クルーズで「JEWEL CHRISTMAS C…
  10. 奥日光の雄大な自然に抱かれるラグジュアリーホテル ザ・リッツ・カールトン日光へ
PAGE TOP