座禅リトリート「禅房 靖寧」で体験するマインドフルネスな旅

zenbo

淡路島にある「禅房 靖寧」(ぜんぼう せんねい)は、坂茂の設計による美しい建築と広大な自然に包まれながら、様々なアクティビティを通じて心をケアするためのデスティネーションです。ここでしか味わうことのできない唯一無二の体験を日帰りや宿泊で提供します。

zenbo

 

マインドフルネスを通して心の平穏を取り戻す

 

淡路島の北部、兵庫県淡路市楠本にオープンした「禅房 靖寧」は、大自然のなかでマインドフルネスを通して心をととのえる体験ができるリトリートです。マインドフルネスとは自分の今の状態を受け入れることで、不安や怒り、イライラなどのストレスから解放された状態になることで、グーグル社が社員のメンタルヘルスケアのために導入したことでも有名になりました。マインドフルネスが実践できると自律神経が整えられ、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、寝付きが良くなったり、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みが和らいだりします。

zenbo

「禅房 靖寧」は四方を山に囲まれた静かな場所で、マインドフルネスを実践し心の平穏を取り戻すことを目的とした施設です。その特徴的な建築は、坂茂による設計で、杉やヒバ、和紙などできるだけ自然の素材を取り入れ、また近隣の稜線より低く設計されているので、自然の中に溶け込むよう配慮されデザインされています。全長100mのウッドデッキは壁がなく、通り抜ける風が心地よい空間。テラスに座ったときに、周りの山林の高さと目線が同じ高さになるように設計されており、まるで空中に浮かんでいるかのような体験ができます。

zenbo

 

日帰りや宿泊で体験できるさまざまなプログラム

「禅房 靖寧」は禅の思想を取り入れたデトックス&リトリートウェルネスのプログラムを提供しており、日帰りでも宿泊でも利用することができます。日帰りプラン「ZEN Wellness」は、禅房料理をいただき、書道、茶道、香道の体験に加えZEN Wellnessと呼ばれる瞑想やヨガなどのアクティビティがセットになった4時間ほどのプラン。そのほかに夕方16時半スタートで夕焼けを眺めながらアクティビティを行う「SUNSET ZEN Wellness」や、期間限定で開催される“ヴィンヤサヨガ”と動く瞑想“スリヤナマスカーラ”を取り入れた「YOGA Wellness」などの特別プランもラインナップします。

zenbo

宿泊プランでは各界の著名なインストラクターを迎えて行う特別なプログラムもラインナップします。11月8日-9日にはウェルビーイングディレクターでヨガインストラクターの片岡まこをインストラクターに迎えた女性限定の「KATAOKA  MAKO × ZEN STAY」が満月の日に開催されます。11月25日-26日にはアシュタンガヨガの第一人者である更科有哉がインストラクターの、禅の思想を取り入れたアシュタンガヨガリトリートプログラム「更科有哉 アシュタンガヨガリトリート ZEN STAY」が開催されます。また日本を代表するカリスマパーソナル・トレーナーである池澤 智をインストラクターに迎え、身体の中から必要のないものを排出し、身体に必要な物を取り入れるCLEAN BEAUTYの考え方をもとにした「CLEAN BEAUTY × ZEN STAY」(女性限定)が11月23-24日、12月9日-10日に開催されます。

zenbo

香道体験では、香木の香りを鑑賞し、好みの香りで香り袋を手作りします。香木の香りに集中し心を研ぎ澄ますことで、身体の中から癒やされる体験です。茶道体験では、おもてなしの心や和の心を学べるでしょう。精神を統一してお茶を立て甘いものをいただくことで、日本文化ならではの緊張と緩和を味わうことができます。写経体験では書家・紫舟の書を手本に、一文字ずつ丁寧に文字をしたためます。真っ白な紙と文字に向き合うことで、自分の精神の状態を把握することができる体験です。ZEN Wellnessの瞑想やヨガは開放的なウッドデッキで行われ、澄んだ空気と雄大な自然を眺めるだけでも、心が澄み渡り軽くなることでしょう。

禅房料理で身体の中から健やかに

「禅房 靖寧」オリジナルの禅房料理は、砂糖、油、乳製品、小麦粉、動物性食品を一切使用せず作られます。粥や豆腐、淡路島産の野菜などが提供され、調味料は1年から3年もの時間をかけて作られた醸造調味料。味噌、醤油、みりんなどは蔵元から直接手に入れ、発酵が止まっていない生きた調味料を使用します。監修は醸造料理人で、日本の発酵食文化の伝承人である伏木暢顕(ふしき のぶあき)氏。現在人気の発酵食や麹を広めた第一人者で、発酵王子と呼ばれることも。彩り豊かなこだわりの禅房料理で、身体の中からバランスを整えます。

zenbo

zenbo

客室は宿坊と呼ばれ、一人部屋、二人部屋、一人大部屋の3タイプの全18室。「起きて半畳、寝て一畳」の精神に基づき、自分と向き合うことを目的としたシンプルな誂に。一畳の大きさのペッドには畳が敷かれており、部屋のなかは杉の香が漂う空間に。

日々の生活の中、気づかないうちにたまっていくストレス。都会の喧騒から離れ自分自身と向き合い、心をいたわる時間をもつことが現代人には不可欠になっています。座禅をして心の声に耳をすまし、これからの生き方を見つけてみてはいかがでしょうか。

zenbo

「禅坊 靖寧」
住所:〒656-2301 兵庫県淡路市楠本場中2594-5
電話:090-7801-4063(株式会社awajishima resort「禅坊 靖寧」運営事務局)
公式サイト: https://www.zenbo-seinei.com/
日帰り料金:23,000 円(税込)
宿泊料金:48,000円(税込)
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから車で約10分

 

関連記事

  1. 至高の時間を堪能する 「フォーシーズンズホテル東京大手町」19時間の贅

  2. ドイツ人が国内旅行に選ぶ行き先No.1がハンブルク。 同国人にこよなく愛される街のサステイナブルな魅…

  3. 山形県南陽市の名宿「山形座 瀧波」が、ミシュラン星付きシェフを招聘してのコラボレーションディナーを開…

  4. 三井総領家の記憶と京都の伝統を継承したラグジュアリーホテル

  5. ponant

    豪華客船ル コマンダン シャルコーで巡る北極への旅

  6. 最上級のラグジュアリー空間「アマン」で体験する日本の秋

  7. アマン創業者が手がける 日本旅館が尾道に開業

  8. ホテル・レ・オート・ロシェに。

  9. ふたつの“ふふ”が軽井沢に開業

人気記事 PICK UP!

HOT TOPICS

おすすめ記事

  1. egon schiele ウィーンが生んだ夭折の芸術家「エゴン・シーレ」の大規模展開催
  2. jilsander 日本と欧州のモダニズムを融合したジル サンダーが京都にオープン
  3. 待望のリシャール・ミル×フェラーリの初コラボモデルが登場
  4. マクラーレン「720S Spider」に魅せられて。
  5. 世界最高峰のヒストリックカー・レース「ル・マン クラシック」。同祭典を讃えるリシ…
  6. プライベートジェットで瀬戸内に浮かぶ宿、guntûへ
  7. ベルルッティ、再認識。
  8. 2億円超!? モンブランのスペシャルな筆記具が一堂に会します
  9. 「ル・カフェ」に 「パティシエ エス コヤマ」のオリジナルスイーツが登場!
  10. 祈りの島に開業した露天風呂付きリゾート 「五島リトリート ray」
PAGE TOP