特別連載 リシャール・ミル 銀座

-リシャール・ミル 正規取扱店 特別連載-

リシャール・ミル 銀座

これから、毎月全国のリシャール・ミルの正規取扱店舗の魅力を紹介する連載企画。初回は、銀座・並木通りのリシャール・ミル 銀座をご紹介します。


2018年10月、銀座8丁目からハイブランドのブティックがひしめく7丁目の並木通りに移転、リニューアルオープンしたリシャール・ミル 銀座。
多くの高級時計ブランドのショップが軒を連ねるなかで、銀座ブティックは、ひときわ目を引く、存在感あふれる佇まい。そんな旗艦店の魅力を探ってみよう。


ブラックで統一された外観にはブランドロゴのみが配され、シックで高級感が漂っている。
そして、約190㎡と日本最大級の売り場面積を誇るフロアは開放感にあふれ、リシャール・ミルのアートディレクションチームによる曲線と光を取り入れたデザインにより、くつろぎに満ちたラグジュアリーな空間を創り出している。

それぞれのブースや展示エリアにも趣向を凝らし、内容に合わせて色や素材を選んでいるのも特徴だ。
リニューアル後の銀座ブティックには、新たにガラス張りのウォッチメーカールーム(左奥)を設けた。


スイスでトレーニングを受けた熟練の技術者が常駐し、その場でベルト交換や精度チェック、簡単なクリーニングなどを行っているため、実際の作業を間近で見ることができ、技術的な質問にも答えてくれる。


フロアの一角には、バーカウンターも設置。
展示フロアと同じく曲線でデザインされた壁面にはワインセラーも備えており、手前にはゆったりとしたサロンスペースも。


時計選びの合間には、リシャール・ミルとパートナーシップを結んでいるシャンパン「ドゥッツ」を始め、様々なお酒を楽しみながら、リラックスした贅沢な時間を過ごすことができる。これも、リシャール・ミルオーナーの愉しみの一つだ。


広々とした展示フロアには、時計やアクセサリーパーツだけでなく、リシャール・ミルを語るうえで欠かすことのできないクルマやヨハン・ブレイクをはじめとする「ファミリー」であるトップアスリートたちに関連するグッズなども散りばめられており、ラグジュアリーな時間とともに、ブランドの世界観を丸ごと体感できる空間なのだ。


ラグジュアリーと最先端の技術を求めるマクラーレンとリシャール・ミルのコラボレーションによって誕生した限定ウォッチ「RM 11-03 オートマティック フライバッククロノグラフ マクラーレン」などに運が良ければ出会うことも出来る。リシャール・ミル認定中古店「NX ONE」と連携しているという点も魅力なのだ。

「リシャール・ミル氏は、ブランドが成功する以前から年に一度は来日し、その際には必ずブティックに顔を出してスタッフひとりひとりに声をかけ、ねぎらってくれました。私たちスタッフは彼の人柄に魅了され、同時にブランドに対するパッションを肌で感じて、どんなことがあっても来店したお客様には気持ちよく過ごしていただかなくてはならない、という彼の信念を自然と実践するようになったのです」
と語るのは、銀座に出店した12年前からの熟練スタッフの松原氏。
圧倒的な広さを誇るリシャール・ミル 銀座は、そんな情熱に満ちたリシャール・ミル氏が生み出す“ラグジュアリー”を堪能できる空間でそこに、現行モデルはもちろん、リシャール・ミルの歴代モデルすべてを知り尽くしているスタッフがいる。それが、旗艦店の強みなのだ。

ショップマネージャー松原氏が語る
リシャール・ミルの真の魅力とは?

松原氏着用モデルは「RM 016 オートマティック エクストラフラット」


「スイス時計業界における伝統と技術の継承を重んじつつ、軽量かつ強靭で妥協のない、機能美に富んだ比類なき腕時計。今までの時計業界の常識に捕らわれず、革新的な機構や最先端の技術と最新素材を採用し、創業以来、進化するチャレンジスピリットを継続している稀有なブランドだと思います。リシャール・ミル氏の商品企画力とブランディング力、そしてライフスタイルセンスが、今なお時計愛好家たちを魅了し続けているのです。」(松原氏)

そんな彼の歴代リシャール・ミルの中でもっとも惚れ込んだ秀逸作を伺ってみた。

「RM 27-01 トゥールビヨン ラファエル・ナダル」

トゥールビヨンを搭載し、世界最軽量でありながら耐久性にも優れ、かつ美しい。
リシャール・ミルのコンセプトがすべて詰まっているモデルと言えます。
プロテニスプレーヤーで、リシャール・ミル「ファミリー」の一員でもあるラファエル・ナダルの協力により製作された、軽量と耐久性を極限まで追求した比類なきタイムピース。建築工学におけるサスペンション構造からインスピレーションを得て、同様の構造を数十ミリ単位の時計構造に応用したもので、画期的な機能美を誇っている。地板は直径0.35㎜の鋼鉄ケーブル4本でケースに連結されており、グレート5チタン製地板、トゥールビヨン、アルミニウム、リチウム製香箱と歯車のブリッジによって剛性と柔軟性を備え、ムーブメントの重量はわずか3.5ℊ。キャリバーはケース内部のサスペンション設計により、5000G以上の加速に耐えることが可能。モノブロックの裏蓋には限定50本のシリアルナンバーが刻まれている。

ケースサイズ:45.98㎜×38.90㎜×10.05㎜
ケース素材:カーボンコンポジット
ムーブメント:Cal.RM27-01(手巻トゥールビヨン)
パワーリザーブ:約45時間
防水性:30m
価格:7,500万円(税別)※2013年発表/生産終了
世界限定50本

続いて、松原氏が教えてくれた
2019年最新作ベストモデルのご紹介です。

新コレクション
リシャール・ミル ボンボン コレクション
「RM 07-03 オートマティック マシュマロ」

伝統的技術や専門知識を生かしてポップに仕上げているところが斬新。
CRMA2キャリバーには、ゼンマイの巻上げをユーザーの使用環境に合わせて設定できる可変慣性モーメントローターを搭載している点も◎。

スイーツとフルーツをモチーフにしたポップでカラフルなユニセックスの新コレクション。リシャール・ミルの定番であるトノー型のケースをベースに、カラーを巧みに使いながら既存のコレクションを再解釈。ダイアル装飾はエナメル細工で、立体的に仕上げつつ表面にサンドブラスト加工を施すことで、お菓子のふわっとした質感を実現している。リューズのデザインはカップケーキをイメージ。

ケースサイズ:45.32×32.3×11.93mm
素材:ATZホワイトセラミックス/TZPラベンダーピンクセラミックス 18KRG
ムーブメント:Cal.CRMA2(自動巻き)
パワーリザーブ:約50時間
防水性:50m
発売時期:2019年夏
予定価格:1,720万円(税別)
世界限定30本

「RM 16-01 オートマティック シトロン」

キャンディのリアルさを追求した手作業による仕上げの細かさに驚かされます。細部へのこだわりは、リシャール・ミルならでは。ユニセックスモデルなので、男性でも十分に楽しめます。

カラフルで遊び心のある10種類のモデルをラインナップしている斬新な新コレクション。
「RM 16-01」は腕にぴったりフィットする薄型ケースが特徴で、カラークオーツTPT®とカーボンTPT®を交互に積層させてグラデーションを生み出している。
グレード5チタン製のプレート上に散りばめられたフルーツやグミ、棒付きキャンディなどのミニチュアパーツは、アクリルとラッカー塗料で職人が丁寧に色付け。さらにリアルさを追求するため、クラッシュエナメルと砂時計の微細な砂を用いて、砂糖をまぶしたようなシュガーエフェクトを施している。

ケースサイズ:50.20mmx38.00mmx9.88mm
素材:カーボンTPT®xイエロークオーツTPT®
ムーブメント:Cal.RM16-01(自動巻き)
防水性:30m
発売時期:2019年夏
予定価格:1,540万円(税別)
世界限定30本

*表示価格は2019年3月1日現在税込み価格となります。

EVENT INFORMATION

2016年から鈴鹿サーキットとのコラボレーションによる「鈴鹿 サウンド オブ エンジン」の冠スポンサーを務めており、リシャール・ミル氏はフランスから所有するマシンを持ち込んで、自ら運転してイベントに参加。オーナー限定のサーキット走行も実施。
このような、リシャール・ミル氏含めた
オーナーズパーティ(都内ホテルでの着席ディナー)も定期的に開催。
今年もイベント確定次第、告知がなされるそうです。
オーナーの皆さん、お楽しみに!

SHOP INFORMATION

リシャール・ミル 銀座
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-6-19
TEL:03-5537-6688
FAX:03-5537-5024
営業時間:11:00-19:00
定休日:毎週火曜日
http://www.richardmille.jp/

 

 

text by Keiichi Moritani
potographs by Dai Yamamoto

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