1735 年にイタリア・フィレンツェで創業したイタリアの名窯「GINORI 1735(ジノリ1735)」は、テキスタイルデザイナーとしてファッション業界で多くの実績をもつイタリア人デザイナーORAZIO STATI(オラツィオ・スタージ)とのコラボレーションによるシリーズ『ARCADIA(アルカディア)』を昨年発表しました。
「ジノリ1735」のアイテムでアートを日常生活に取り入れる
「ジノリ1735」はそのブランド名が示すように1735年創業で、300年近くにわたり上質な磁器とイタリアブランドらしい華やかなデザインで、ラグジュアリーライフスタイルブランドとして評価されてきました。2013年以降は、ケリンググループに加わり、ファッション、アート、建築、家具、映画などのさまざまな分野の大手ブランドとコラボレーションを展開。その製品ラインナップは、テーブルウェアにとどまらず、アート作品やインテリア、ファブリックなど多岐にわたり、優れたデザインと卓越性を表現し続けています。
「ジノリ1735」は何世紀にもわたり独自の製造工程を発展させ、昔ながらの技術を守りながら、現代的なセンスを兼ね備えた製品作りを行っています。同社は日々の生活で感じる喜びや、芸術的な感性を活性化させ、まさに現代におけるルネサンスを推進しているといえるでしょう。製品に施されている王冠のマークは世界中の家庭やレストランで愛されており、伝統的なクラフツマンシップとアートの融合を象徴しているのです。私達はその美しい磁器を使うことで、毎日の生活にアートを取り入れることができ、「ジノリ1735」は日常とアートをつなぐ役割をも果たしているのです。
イタリアを代表するテキスタイルデザイナーのオラツィオ・スタージ
そんな「ジノリ1735」から昨年発表された『アルカディア』シリーズは、テキスタイルデザイナーとして、多くの実績を持つイタリア人デザイナー、オラツィオ・スタージとのコラボレーションにより生まれました。
オラツィオ・スタージは1982年、ミラノのBreraAcademyof Fine Artsで学んだ後、フリーランスのテキスタイルデザイナーとしてキャリアをスタートさせました。その後、世界 2 大繊維企業の1つであり、テイストやスタイルの進化を観察する上で重要な位置を占めていた Mantero 社のアーティスティック・ディレクター に就任。ここでシャネルやディオールなどのブランドとコラボレーションし、彼のファブリックデザインは過去 30 年間のファッションの歴 史の一端を担っています。 また、スタージ氏は広く包括的なアプローチを培い、業界外の人物とのコラボレーションにも積極的に取り組みました。1995 年にはトム・フォー ドとのパートナーシップを結び、エミリオ・プッチやカルバン・クラインともコ ラボレーションしました。2006 年から2009 年までは、ブリオーニのテキスタイル&アクセサリーデザイナーを務め、さらにはヴァレンティノでも活躍。現在はブルガリとのコラボレーションを行うなど、その活躍は瞠目に値します。
天使やタツノオトシゴでファンタジーの世界へ
“Arcadia” は、ギリシアのペロポネソス半島中央部の高原地帯の名称で、土地が肥沃で牧畜が盛んであったことから、後世の文学や美術において牧歌的な“理想郷”を指すようになりました。そんな言葉のイメージ通り、『アルカディア』シリーズは、幻想的で幸福感あふれる自由な生き物たちが棲む想像上の“理想郷=アルカディア”がテーマとなったシリーズです。
オラツィオ・スタージは「ジノリ1735」の長い歴史の中で生まれた数々のコレクションアーカイブにあったデザインやモチーフに着想を得て、独自の世界観を構築し、遊び心たっぷりで自由奔放なアルカディアの住人たちを生み出しました。『アルカディア』シリーズは、丸みを帯びたラインが特徴的な「ジノリ1735」の定番『ヴェネツィアシェイプ』に、目を持つ花、口ひげのある植物、タツノオトシゴ、自由に羽ばたく天使や悪魔といった、様々なモチーフが描かれています。ファンタジックなタッチで描かれた、陽気でハッピーなキャラクターは、見るものを惹きつけ、理想郷へ連れて行ってくれます。お気に入りのモチーフを見つけ、対話しながら楽しむことで、幸福感溢れる楽しいテーブルになることでしょう。
そんな『アルカディア』シリーズを¥11,000(税込み)以上購入の方にジノリ1735のオリジナルバッグをプレゼントするキャンペーンが開催中とのこと。(5月10日まで)
この機会に下記百貨店にぜひお出かけください。
(三越日本橋本店、伊勢丹新宿店、髙島屋日本橋店、髙島屋新宿店、松屋銀座店、髙島屋玉川店、髙島屋横浜店、松坂屋名古屋本店、髙島屋京都店、髙島屋大阪店、阪急うめだ店、大丸神戸店、天満屋岡山店 )
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