日本に初上陸。イタリア発の至高のメタルファニチャーDe Castelli

世界中の邸宅や外資系ホテルで愛用されているイタリアのメタルファニチャー、De Castelli(デカステッリ)が、遂に日本に上陸した。一度目にしたなら、De Castelliの家具がまとう独創的なオーラに圧倒されることだろう。金属の美しさを優雅に、余すところなく表現する作品は、唯一無二の存在感を放つ。

4世代にわたり継承された匠の技から生まれたメタルファニチャー

19世紀末にイタリア北部の都市、トレヴィーゾで創業したDe Castelliは、鍛冶メーカーとして長年にわたり金属の加工技術を磨き上げてきた。4代目のアルビノ・セラーノがCEOに就任すると、同社はかつてない金属製家具の製造へと乗り出す。4世代にわたり継承されてきた高度な金属加工のノウハウを駆使して生み出される家具は、アート作品であるかのような趣。今日、洗練された佇まいが美しいDe Castelliの家具は、世界的な評価を得るに至っている。
▲YOROI /ヨロイ(W208×H90×D46) ¥3,660,000(税込)

De Castelliは、「金属ならではのデザインと可能性を追求する」という使命のもとで、家具の製造を粛々と行う。職人技と高度なテクノロジー、美への探究心が見事に融合する作品の数々は、金属という素材が持つ多様性を見事に発揮し、類のない個性を漂わせている。

技と美意識が引き出す金属の無限の可能性

特徴的なのは、蓄積された知識と優れた加工技術によって生み出される金属の陰影に満ちた表情だ。鉄、真鍮、銅の表面にエイジング加工を施して引き出す情緒的な表現は、De Castelliならでは。静謐でありながら奥行きのある表情に、日本文化の「侘び寂び」や、「陰翳礼讃」にも通じる洗練された美意識がうかがえる。

作品にはそれぞれ名前が添えられており、秘められたコンセプトはどこか詩的で、哲学的だ。例えば、MAREA(マレア)。イタリア語で“潮の流れ”を意味するこの作品には、金属の表面に酸化加工を施し、流れゆく時を表現する。「潮の流れが次々と波を送り出し、砂浜に跡を残すような」デザインは、重なり合う時の形跡を彷彿させて美しい。表面に浮かび上がる水墨画を思わせる模様は、職人の緻密な手作業から生まれる。ゆえに、ふたつとして同じものが無い。▲MAREA/マレア(W90×H155×D45)(左)鉄 ¥1,720,000(税込)(右)真鍮 ¥2,170,000(税込)

融合するイタリア的優雅さと機能性

デザインはシンプル&モダン。無駄な装飾を省いたミニマリズムの追求が、金属の魅力を一層引き立てている。ヨーロッパ全域で活躍するデザイナーとのコラボレーションによって生み出される秀逸なデザインの数々は、イタリア職人の精緻な技とものづくりへの情熱によって形となる。

さて、メタルファニチャーと聞いて最も懸念されるのが重量だろう。De Castelliは構造体に木材を採用することで実用的な重さに落とし込み、見事に課題を解決した。収納力もあり、家具としての機能性を十分に備えるDe Castelliの家具は、機能性と優美さを兼ね備えている点でも秀逸だ。
▲PANDORA/パンドラ (左)銅(Φ48×H27)¥640,000(税込)(右)真鍮(Φ48×H52)¥1,190,000 (税込)

洗練された圧倒的な存在感を有するイタリア生まれのメタルファニチャー、De Castelli。末長い使用に耐え、資産価値としても注目されるDe Castelliの家具は、居住空間にかつてない魅惑の世界をもたらす。ぜひ一度、De Castelliが繰り広げるメタルファニチャーの美しさをご覧になってはいかがだろう。メタルのパーツは、邸宅や店舗の壁面や床の素材としても提供されている。空間の創造に、新たな可能性が広がるはずだ。

De Castelli Tokyo Showroom
住所:東京都品川区東五反田5-25-19
東京デザインセンター2F(アイチ金属東京支社併設)
営業時間:平日 10:00-18:00(土・日は予約制)
TEL: 03-6456-2212
email: info@decastelli.jp

 

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