ドーメルから革新的ファブリック「トラベル レジスタント」登場
パリ発ラグジュアリーファブリックブランド「ドーメル」は、2020年秋冬の新作服地として、抗菌加工を施した「トラベル レジスタント」を発表した。ドーメルが最新のテキスタイルテクノロジーと、ファブリックデザインの専門的ノウハウを駆使し生みだした革新的ファブリック、それが「トラベル レジスタント」だ。膨大なアーカイブから着想を得たモダンでスタイリッシュなデザインを、強撚杢糸と伝統的な織り技術で表現し、耐久性と防シワ性に優れた生地に仕上げた。
シルバーシールドの抗菌効果にストレッチ、撥水機能を持つハイパフォーマンスファブリック
「トラベル レジスタント」が革新的である最大の特徴は、ドーメル初の銀イオンを使用した抗菌加工“シルバーシールド”を施した点だ。“シルバーシールド”は英国で開発された、目には見えない特別な生地の仕上げ加工のことである。繊維の安産証明であるエコテックス認証を受けた、バクテリアや病原菌などの微生物の繁殖を防ぐ効果のある加工で、ドライクリーニングを経ても抗菌効果は持続し、目に見えない敵からの安全と、臭い知らずのフレッシュな状態を保つ。これに加え「トラベル レジスタント」は、ナチュラルストレッチ、撥水ナノ加工という技術を用いた、ハイパフォーマンスファブリック。これらの機能すべてを備える服地は、ドーメルにおいて初登場であり、これまでにない抗菌保護性と耐性を誇る。
ドーメルが独自の地位を築くことができている理由は、そのときどきで求められるスタイルやソリューションに応えることで、信頼を勝ち得てきたことに他ならない。ウイルスの世界的大流行をはじめとする地球規模の脅威にさらされるこの時代こそ、時々のソリューションを提案していくことが最も重要な時と考えているのだ。ドーメルに求められる信頼の品質と独創性、そこに今最も適う服地は、抗菌性、ナチュラルストレッチ、ナノ撥水機能という複数のパフォーマンスを併せ持つ「トラベルレジスタント」だろう。
「トラベルレジスタント」パリのテイラーメイド高級自転車メーカー「メゾン・タンボワット」とコラボレート
更にパリの高級オーダーメイド自転車ブランド『メゾン・タンボワット』とのコラボで「トラベルレジスタント」での自転車のフレームをカスタマイズすることが可能となった。日本ではメゾン・タンボワットの正規代理店オート ダイレクト(港区東麻布 )にてオーダーが可能だ。メゾン・タンボワットはフレームカバーを交換することでカスタマイズ可能な新モデル“フォーブ”を発表、そのカバーとして、ドーメルより今シーズンデビューしたトラベルレジスタントが採用された。ドーメルとメゾン・タンボワットは、パリ創業のファミリービジネスとして長い歴史を持つ。共に正統なクラフツマンシップによって他にない素材をエレガントに昇華し、顧客に提供してきた。価値観を共有する2つのブランドのコラボレートは必然であったといえる。
レオン・レノー氏が1912年に初代高級自転車ブランド“Cycles Rych”をパリのデュロン通りに設立、10年後タンボワットブランドが誕生した。全盛期には歌手のエディット・ピアフ、俳優モリス・シュバリエやマレーネ・ディートリッヒといったスター顧客が、タンボワットの自転車でパリの街を駆け抜けた。しかし80年代に自転車の大量生産化が進むとともに廃業、創業者の孫であるフレデリック・ヤストゥルゼブスキ氏が、メイドインフランスのオーセンティックな自転車を蘇らせるべく、2014年にメゾンを再生、パリ12区に工房を構えメイドトゥメジャーで唯一無二の自転車製作を行っている。
乗る人の体を採寸し、ひとりひとりにピッタリの一台をおよそ3か月もの期間をかけて製作、その手仕事は、まるで彫刻やジュエリーのように精密で繊細だ。フレームカバーは全9種類、唯一無二の自転車に、スーツのごとくドーメルのファブリックを纏わせ、自分だけのエレガンスを追求してみてはいかがだろうか。ドーメルは本年1月にはスニーカー、そしてこの度の高級ハンドメイド自転車と、異なるビジネスとの協業を続けている。コラボレートによって示す服地の可能性、ドーメルによるその探求は終わることがない。
トラベル レジスタント 3ピーススーツ
310,000円(オーダー価格税抜き)
DORMEUILxMaison TAMBOITEモデル「Fauve」
1,200,000円~(参考価格税抜き)
お問合せ先:
スーツ:ドーメル青山店
TEL.03-3470-0251
東京都港区南青山1-1-1新青山ビル1階
自転車:オートダイレク
TEL.03-5573-8776
東京都港区東麻布1-13-2