最高級のエッセンシャルオイルを使用しクラシカルなガラスのボトルに詰められている香りは、ワンランク(?)いや、ツーランク上といえる。
それが、(ドットール・ヴラニエス)」だ。
薬剤師であるDr. Paolo Vranjes(パオロ・ヴラニエス)により1983年にスタートしたイタリア・フィレンツェ発の自然派ルームフレグランス/コスメティックブランドだ。
幼いころからフレグランスに興味を持ち、香水の複雑な香りをかぎ分ける繊細な嗅覚の持ち主で、その記憶を一瞬にしてとどめ、表現されている。
リラックス、リフレッシュ効果とともに、インテリアにも最適なデザインボトル。
人気の赤ワインをモチーフにしたロッソノービレは、デキャンタにぶどうの枝のディフューザーで、オフィスでも愛用中だが、香りと見た目がシンクロして空間演出にもぴったりだ。
ワインのある生活を愛する人へのギフトにもいいかも。
リビング、キッチン、ベッドルーム、書斎、バスルーム、玄関など、家という大切な空間のそれぞれの部屋の広さや照明、家具などのインテリアとフレグランスに含まれるエッセンシャルオイルとのバランスを考えながら、最適な香りを見つけ出すことが重要と考えているドットール・ヴラニエスには、車内でも快適に過ごせるようクルマ専用フレグランスまである。
また、ボリューム感のあるキャンドルは、大きいもので3kg、フィレンツェには5kgのものも展開している。
トスカーナの伝統工芸でもあるガラス工芸職人の手吹きの芸術性を感じさせるベースに、豊かな香りが広がりながらゆらめく炎は、時間を忘れさせてくれそうだ。
2019年1月に発売されたルームフレグランスディフューザーのGIGLIO DI FIRENZE(ジリオディフィレンチェ)は、これまでの「ドットール・ヴラニエス」の雰囲気とは異なった香りを持ったルームフレグランスだ。
メディチ家の庇護のもと繁栄した中心地であるフィレンツェの歴史にインスパイアされたものらしい。
ラベンダーとベルガモットのフレッシュなトップノートから、それに続くアイリスとゼラニウムのフローラルノートとスパイシーなナツメグとのバランスが基調となっている。
ラストは、ウッディノートから繊細なバニラやパチュリへと溶け込んでいく。
ベビーパウダーを思わせる甘くまろやかなパウダリーノートが、幼い頃の記憶を呼び起こし祝福してくれているような香りだ。
部屋の模様替えでなく、香りを変えるのも気分が変わっておすすめだ。
ドットール・ヴラニエス:https://drvranjes.jp