主要7カ国(G7)閣僚会合での乾杯酒に採用されたスパークリング日本酒AWA SAKE「MIZUBASHO PURE」

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近年、和食が世界的ブームとなり、日本酒の輸出量も増加している。なかでも注目を集めているのがAWA SAKEと称される新カテゴリーのスパークリング日本酒だ。最近では主要7カ国(G7)閣僚会合での乾杯酒のひとつとして、群馬県・川場村の永井酒造がつくる「MIZUBASHO PURE」が採用されたことでも話題となった。AWA SAKEとは一体どのようなものなのだろうか? 今回はシャンパンやスパークリングワインと肩を並べる存在を目指す、新たな日本酒の魅力に迫る。

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乾杯酒の新たな選択肢「AWA SAKE」とは?

いま世界の乾杯シーンで存在感を高めているAWA SAKEをご存知だろうか。シュワシュワとしたきめ細かな泡が立ち上がる、優雅なスパークリング日本酒だ。

厳選された米と米こうじ、水だけを使ってつくられた、二次発酵による自然な発泡を有する透明な酒。一般社団法人awa酒協会が定めた厳格な品質基準をクリアしたものだけが「日本のAWA SAKE」として認められている。

日本酒造りの精神と伝統を継承しながらも、高度な醸造技術によって生み出された新しい味わいのAWA SAKEは、これまでの日本酒の固定概念をいい意味で覆す。

シャンパンと同じ製法で醸造された、世界初のスパークリング日本酒「MIZUBASHO PURE」

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今回紹介するのは、「永井酒造」が手掛ける瓶内二次発酵で作られた世界初のスパークリング日本酒「MIZUBASHO PURE」。ニューヨークやパリの5つ星ホテルや星付きレストランをはじめ、世界各国のレストランに採用され、素晴らしいコース料理のスタートを彩っている逸品だ。

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沈殿物がまったくない澄んだ発泡性清酒は、力強くきめ細かな泡と上品な味わいが特徴。チェリーやライチを思わせるフルーティーで華やかな香りがあり、食材の美味しさを引き立てながら食欲を促してくれる。

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しっかりと冷やして、AWA SAKE専用グラスで楽しむのがおすすめ

世界のトップシェフたちも、立ち昇るきめ細かい泡と優雅な味わいに驚嘆したという「MIZUBASHO PURE」。和洋食を問わない、そのクリーンで深みのある味わいは、華やかなシーンを彩る乾杯酒としてはもちろん、食中酒としてもおすすめしたい。

革新的な日本酒を次々に生み出す、群馬県の老舗酒蔵 永井酒造

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ここで、永井酒造についても触れておきたい。

永井酒造は、利根川の源流域に位置する群馬県最北部・川場村にある1886年(明治19年)創業の歴史あるつくり手。初代当主の永井庄治氏が、尾瀬の大地でゆっくりとろ過されたこの地の水に惚れ込み、酒づくりを始めたという。やわらかくほのかな甘みを持つ清冽な水、長きにわたり受け継がれてきた蔵人の技術によってつくり出される同社の酒は、国内のみならず海外でも広くその名を知られ、人気を博している。

そして何を隠そう、永井酒造はスパークリング日本酒という新たな概念を確立し、その認知拡大と振興のためにawa酒協会を立ち上げた、AWA SAKEの父とも言える存在であった。

永井酒造六代目を継承する当主の永井則吉氏は「世界に通用する日本酒をつくりたい」という想いから、フランス・シャンパーニュ地方に足を運び、スパークリングワインとしてのシャンパーニュを手本に、米でつくる発泡酒の開発を決意。シャンパーニュ地方の伝統製法である瓶内二次発酵の手法を取り入れたAWA SAKEの開発をスタートさせた。

構想から足掛け10年。数百回にも及ぶ試行錯誤の末、2008年についに誕生したのが米の可能性と魅力を最大限に引き出した「MIZUBASHO PURE」であった。

日本酒の新たな可能性を提案する「NAGAI STYLE」

AWA SAKEという概念を確立した「永井酒造」は、その後2013年に「VINTAGE(ヴィンテージ)SAKE」という、こちらも新カテゴリーの商品を発売。古酒ではない「VINTAGE」という新しい概念を打ち立てた。時の流れが加わらなければつくり出すことのできない味わいは、まさに唯一無二だ。

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左から MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸, THE MIZUBASHO PURE 2008, MIZUBASHO VINTAGE 2008

また、日本酒を日本の文化として世界に発信するべく提案しているのが、異なるタイプの日本酒を料理に合わせて提供する「NAGAI STYLE(ナガイスタイル)」である。

SPARKLING(スパークリング)の「MIZUBASHO PURE」に始まり、STILL(スティル)SAKEとしての従来のブランド酒「水芭蕉」「純米吟醸」「純米大吟醸」、さらにVINTAGE(ヴィンテージ)SAKEと続き、最後に2014年に発売したDESSERT(デザート)SAKEという一連の流れで提供することにより、料理とペアリングさせるという日本酒の新たな楽しみ方を提示しているのだ。

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左から:MIZUBASHO PURE、水芭蕉 純米大吟醸プレミアム、純米大吟醸VINTAGEシリーズ、DESSERT SAKE

さらに、2023年8月1日には、同社の敷地内にテイスティングルーム&醸造研究所「SHINKA~真価、進化、深化~」がグランドオープン。永井酒造が長年研究を続けてきた「熟成酒」や「スパークリング日本酒」の魅力と可能性を体感できる場となっている。

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テイスティングルーム、および醸造研究所を備えた完全招待制の複合施設「SHINKA」

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「SHINKA」のテイスティングルーム。併設された醸造研究所で開発する「ラボSAKE」を含めた、この場所でしか味わう事が出来ない特別な日本酒をテイスティングできる

グランドオープンを記念して、同日より発売した熟成酒3種「THE MIZUBASHO PURE 2008」「MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸」「MIZUBASHO VINATGE 2008」には、「SHINKA」でテイスティング体験ができる招待状が同封されるという。

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左から、THE MIZUBASHO PURE 2008、MIZUBASHO VINTAGE大吟醸、MIZUBASHO VINTAGE2008

ぜひこの機会に「AWA SAKE」や「刻(とき)」しかつくり出すことができない「熟成酒」の世界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

MIZUBASHO PURE
希望小売価格:720ml/5,451円(税込)、360ml/3,031円(税込)
アルコール度数:13度
https://www.mizubasho.jp/item_category/pure/

THE MIZUBASHO PURE 2008
希望小売価格:720ml/33,000円(税込み)
アルコール度:13度
販売本数:限定180本

MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸
希望小売価格:720ml/19,800円(税込み)
アルコール度:17度
販売本数:限定350本

MIZUBASHO VINTAGE 2008
希望小売価格:720ml/39,600円(税込み)
アルコール度:16度
販売本数:限定600本

永井酒造
〒378-0115群馬県利根郡川場村門前713
TEL:0278-52-2311
http://www.nagai-sake.co.jp

SHINKA
利用方法:8月1日より発売した2008熟成酒シリーズに同封の招待状記載のQRよりお申し込み
https://shinka-nagai.jp/

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