日本文化への敬意も感じる「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展開催中

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パリの装飾芸術美術館での成功に続き「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が、東京都現代美術館で5 月 28 日まで開催中です。キュレーションはフロランス・ミュラー、空間演出を手掛けたのはOMAのニューヨーク事務所でパートナーをつとめる建築家の重松象平が担当。日本文化への敬意を込め空間をデザインし、クリスチャン・ディオールの先駆的なビジョンから始まった75年以上にわたる創造の情熱を称える展示となっています。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

クリスチャン・ディオールの歴史を辿る壮大な旅へ

メゾンを創設したクチュリエ、ムッシュ ディオールの人生を訪ねる旅のような壮大な展示は、まずブラックとホワイトのコントラストが大胆な展示室から始まります。ここでは、革命的な「ニュールック」とそれが体現する紛れもない現代性にスポットライトがあてられています。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

またディオールと日本を結ぶ深い友情を紹介するセクションでは、クリスチャン・ディオールが日本と育んだ特別な絆や卓越性に対する感性、両者が大切にするディテールなどが、かつてなく充実したアーカイブ資料によって掘り下げられます。手紙、スケッチ、日本各地で行われたショーのアイテムに加え、ディオールと大丸や鐘紡とのコラボレーションを表すアイテムなど、興味深い展示品が並びます。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

またこの壮大な旅は、写真家・高木由利子の魅力的な作品を通し、ディオールの歴代クリエイティブディレクターによるクリエイションにも光を当てていきます。これらの詩情豊かな写真は、ムッシュ ディオールの継承者たちが生み出した伝説的なシルエットを、ミニマルに切り取ることで、その美しさを際立たせています。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

魅力的な写真の数々の次に来場者がたどり着くのは、白い布のアイコニックな部屋です。アトリエの高度な技術を、ディオールのラインをイメージした曲線の戯れを表現した圧巻のトワルの展示となっています。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

〈コロラマ〉のセクションでは、帽子、靴、宝石、バッグ、メイク、香水に至るまで、女性を彩るすべての装いをコーディネートするという、クチュリエの夢を表現しています。香水ボトルのプロトタイプや、スティーブン・ジョーンズがデザインを手掛けた帽子などが一堂に会し、ディオールの創造してきたアクセサリーがいかに重要かということを再認識させられます。

そして、この展示と呼応するように展示されるのは、マダガスカル人アーティスト、ジョエル・アンドリアノメアリソアの作品です。この作品には、およそ1000枚のディオールのスカーフが用いられており、生地と色によって形成されたロマンティックなグラデーションがディオールのアクセサリー展示と呼応します。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

グレース・ケリーやナタリー・ポートマン、あるいは東京都現代美術館が所蔵するアンディ・ウォーホルのシルクスクリーンにも登場するマリリン・モンローなど、まばゆい女性スターたちを際立たせたモデルを目にすることもできます。展覧会の終盤には、美術館の貴重な所蔵品から選りすぐられた作品が並びます。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

そしてさらなる感動は、壮麗な舞踏会に咲き乱れるイブニングドレスのセクションです。この芸術的探求の新たな一章は、メゾンのタイムレスなアイコンであるバッグ「レディ ディオール」が世界を巡回するプロジェクト「Lady Dior As Seen By」や「Dior Lady Art」シリーズを通して、趣向を凝らした展示を行います。デイオールを巡る時間の旅の締めくくりは、ペニー・スリンガーがモンテーニュ通り30番地のアイコニックなファサードをイメージしてデザインしたドレスで幕を閉じるのです。

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展示風景(2022年)東京都現代美術館 ©DAICHI ANO

展覧会限定グッズも見逃せないラインナップに

展覧会会期中、ミュージアムショップ NADiff contemporaryで、本展覧会の公式図録およびノートやポストカードなどの展覧会限定グッズが販売されています。

NADiff contemporaryのオンラインショップ「NADiff online」でも同時に販売しているので、詳細につきましては、オンラインショップの商品ページにてご確認ください。

https://www.nadiff-online.com/?mode=grp&gid=2802375

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©DAICHI ANO

『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』
会期:2023年5月28日(日)まで
休館日:月曜日
時間:10時〜18時(展示室への入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F/B2F
観覧料:一般2000円、大学生・専門学校生・65 歳以上 1,300円 /中高生以下無料 ※オンライン予約優先チケット(日時指定)あり
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
特別協力:クリスチャン ディオール クチュール

 

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