「RIMOWAに新しいコレクションが登場」
RIMOWAの旅は終わらない。
120年以上の歴史で初めてとなる「ソフトバック」が発売になった。スーツケースの一時代を築いたRIMOWA。旅をより快適に、そしてラグジュアリーにするためのアイテムを数多く排出してきている。supremeやDiorなど、有名ブランドとも数多くコラボをしたり、昨年2020年にはよりパーソナライズの旅を提案するため、ポリカーボネート製のクロスバックや、アイウェアも発売した。これまでも常に進化を止めなかった。そんなRIMOWAが2021年、新たに提案するのが、初の「ソフトバック」日常に溶け込むフォルムと素材、そして機能面も充実したバックたちだ。
Never Stillという名前に込められた思いとは
今回のコレクションは、5種類のバックで構成されるユニセックスのコレクションだ。その名も「RIMOWA Never Still」コレクション。「Never Still」とはそもそも、2018年に創業120年を迎えたRIMOWAが自身の創立120年を彩るために行ったキャンペーンの名前だ。デザイナーのキム・ジョーンズのほか、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ(LeBron James)、中国出身のピアニスト ユジャ・ワン(Yuja Wang)という、3人の世界的アイコンとコラボをし、世界4カ国で撮影をした映像を発表したのだ。3人のアイコンに共通していたのは「何かを極めることは決して終わらない旅。歩み続ける者が世界を変える」という、信念だった。一つの道を極め、歩み続ける者たちが照らした「Never Still」の先にあったのが、今回紹介するソフトバックだ。今回のテーマは何と言っても、「現代的」かつ「機能的」であるということ。旅の経験を向上させることに焦点を当ててきたRIMOWAが、ただのラグジュアリーではない、機能的なラグジュアリーという、新たな一歩を踏み出す。時代の変化とともに生まれたバックは、果たしてどのようなバックなのだろうか?今回のコレクションを、詳しくみていこうと思う。
機能的かつ、選べる豊富なラインナップ
ドイツ生まれのブランドとして有名だが、このコレクションは全てイタリア製。日常のファッションに溶け込もうとする意気込みが感じられる。特徴は何と言っても、その素材にある。丈夫で撥水性の優れた「キャンバス生地」と、ソフトな手触りが特徴的な「フルグレインレザー」が使われている。フルグレインレザーとは、表面に動物皮本来のきめの性質を保持しているナチュラル・レザーのこと。
フルグレインは、その中でももっとも高級な部位だ。特徴は、とにかく耐久性に優れていること。ちょっとやそっとではへこたれない。毎日使い続けても安心だ。それでいて、手触りが抜群。素材の良さと高級感、そこへのこだわりはさすがと言える。
ここ数年で、一気に時代は変化した。スーツを着なくなったという人も、多いのではないだろうか?
スポーツラグジュアリーという言葉もかなり普及し、洋服も、合わせる小物も。仕事着も、普段着も。とにかく動きやすく着やすいことが念頭に置かれている。今回のラインナップはまさに、「スポーツラグジュアリー」。バックパックが3種類も用意されている。最近、バックパックデビューをした人も多いのではないだろうか?よりスポーティにいきたいという人には、オススメ。
「ラージ バックパック」にはストラップと背面パットがついていて、重い荷物も快適に持ち運ぶことができる。パソコンもすっぽりだ。「バックパック」と「スモール バックパック」には、機能的で実用的なポケットがいっぱい。
トートバックは2WAY仕様。ダブルハンドルシステムといって、ハンドバックとして使うことができる短めのハンドルと、ショルダーバックとして使うことができる長めのハンドル、2つがついている。中のポケットは、なんと取り外しが可能だ。出張や旅好きの方には、「ウィークエンダー」もオススメだ。1泊2泊くらいの荷物なら、軽々と収納が可能。ショルダーストラップもついているから、持ち運びも楽だ。
今回使用されている金具は、全て特注。ブランドのモノグラムとロゴがあしらわれている。他にも、スーツケースに固定が可能なトラベルストラップには、ドイツケルンの座標が刻み込まれていたり、パーソナライズが可能なアドレスづタグがついていたり。最先端のノウハウと、最新のデザインを提案する中にも、RIMOWAが刻み続けてきた歴史を、決して忘れてはいないのだ。
「旅」と言っても、自宅とは遠く離れた場所に旅行することだけじゃない。人生という旅、チャレンジという旅、はたまた日常という旅。概念にとらわれず、時代とともに新しい解釈を生み出しつつ、時代の変化とともにRIMOWAは進化していく。コロナ禍という大きな時代の変化の先に生まれた、今回のソフトバック「RIMOWA Never Still バッグコレクション」。
ビンテージな木製から、クラシカルなアルミニウム製、ハイテクなポリカーボネート製へ。そして時代は、機能的で日常使いもできる、ソフトバックへ。
私たちも、変化と進化が求められているのかもしれない。
RIMOWAオフィシャルウェブサイト
https://www.rimowa.com/jp/ja/home