「フェンディ」と「ヴェルサーチェ」がお互いのシグネチャーを交換した新しいコレクション「フェンダーチェ(Fendace)」を発表

ファッション界に衝撃を与えた新コレクションが登場

2つのファッションブランドが、それぞれのブランドの垣根を超えて、お互いのシグネチャーを交換する。ファッション界で前代未聞の出来事が、つい先日巻き起こった。こんなことを誰が予想をしただろうか。しかもこの2つのブランドというのが、どちらも世界的に超有名なのである。「フェンディ」と「ヴェルサーチェ」が、お互いの役割を交換したという新しいコレクション、「フェンダーチェ(Fendace)」を発表した。

イタリアファッション界を率いる2つのブランド

「フェンディ」と「ヴェルサーチェ」といえば、どちらもイタリアのファッション界を牽引してきた老舗ブランドだ。「フェンディ」は1925年、イタリアのローマで創業された。ハンドバッグの店とファーの工房から始まったのだが、翌年1926年にブティックの1号店をオープンさせるとすぐに人気が爆発し、瞬く間に人気ブランドへと成長していった。
一方の「ベルサーチェ」は、きっと「ベルサーチ」という名前の方が、聞き馴染みがあるだろう。1978年にジャンニ・ヴェルサーチェが、イタリアのミラノで立ち上げたブランドで、2009年には一度日本から退散をしたのだが、2011年に再上陸。2018年には「ヴェルサーチェ」とカナ表記を改め、再出発をして、今勢いに乗っている。そんな2つのブランドがタッグを組んだコレクションとは、一体どのようなものなのだろうか。

「フェンダーチェ(Fendace)」が誕生した理由

これら2つのブランドを支えているのは、フェンディ クチュール&ウィメンズウェア アーティスティックディレクターの「キム・ジョーンズ」と、ヴェルサーチェ チーフクリエイティブディレクターの「ドナテラ・ヴェルサーチェ」。実は、この2人は友人同士。友情や互いへの尊敬の上に、クリエイティブな対話が生まれたからこそ、共同制作の域を超えてシグネチャーを交換してしまうという、ファッション界にとって史上初の試みが誕生した。有名ブランドのデザイナー同士というだけでは、決して生まれなかったコレクションなのだ。
「フェンダーチェ(Fendace)」には、それぞれのブランドの頭文字「F」と「V」の2つを合わせた、「自由(Freedom)」、「楽しさ(Fun)」、「芸術性(Virtuosity)」という意味が込められている。長い伝統を築いてきたイタリアファッションへの賛美と、そして既成概念を打ち砕こうとする有名ブランドたちの挑戦が、ここにはある。

用意された2つの顔

このコレクションにはフェンディ一族3代目である、「シルヴィア・フェンディ」も参加。キム・ジョーンズがウィメンズウェアを、シルヴィア・フェンディがメンズウェアを、それぞれ担当しデザインした。フェンディの2人が、ヴェルサーチェのヴィジョンを表現して見せたのだ。そしてそれとは逆に、全カテゴリーに携わったドナテラが、フェンディに独特の解釈を交えて表現。敬意と信頼関係があってこそ初めて成立する、かけ算がなされている。そんな今回のコレクションには、「ヴェルサーチェ バイ フェンディ」と「フェンディ バイ ヴェルサーチェ」という2つの顔が用意された。
まず「ヴェルサーチェ バイ フェンディ」は、1990年代半ばから後半にかけて展開されていたヴェルサーチェのコレクションに、インスピレーションを受けている。ヴェルサーチェのグリークキーモチーフに、フェンディのモノグラムを調和させたりと、尖っていながらもどこかクラシックな印象も受ける。一方の「フェンディ バイ ヴェルサーチェ」は全くもって違う顔を持っており、なんとパンクロック。ヴェルサーチェのセーフティピンをあしらったところにフェンディのシンボルに添えるなど、その創造性は破壊的。異なる要素がたくさんミックスされていて、フェンディの完成された世界観に、若い反骨精神を注いで見せた。

ファッション界初の試みに注目

どんな洋服、アイテムたちなのか、きっと気になったことだろう。コレクションがお披露目となったファッションショーの様子がYouTubeにもアップされているので、ぜひ見てみてほしい。ファッション界初となる大事件は、その目で確かめておくべきだ。これからどんな動きを見せるのか、そしてどんな旋風を巻き起こすのか注目だ。
YouTubeはこちら

フェンダーチェ(Fendace)サイトはこちら

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