ショーメより、海をテーマにした新作ハイジュエリーが登場

1780年に創業後間もなく皇帝ナポレオン一世と皇后ジョゼフィーヌ御用達の宮廷ジュエラーとなり、瞬く間にヨーロッパで一二を争う人気ジュエラーとなったショーメ。世界5大ジュエラー“グランサンク”のひとつであり、今も世界中の王侯貴族やセレブリティより支持されるハイブランドだが、そのショーメより待望の新作ハイジュエリーが7月発売となった。テーマとなったのは、水や生命の源である“海”。「Ondes et Merveilles de Chaumet(オンド ゼ メルヴェイユ ドゥ ショーメ)」と名付けられたコレクションは、二度と同じ姿を見せることのない水面に描かれた波の模様や、海中の宝探し、メキシコ湾流の流れや港へ立ち寄る船の様子など、さまざまな海のイメージからインスピレーションを受けている。実は、“海”をテーマとしてフォーカスするのは、ショーメの長い歴史に置いても初の試みだという。コレクションの内容は「動く波」「空から見た海岸」そして「千変万化する海の住人たち」という3つの章、全67ピースで構成されており、海がもたらす様々な色合いを表現した石を通して、身に着ける人を旅へと誘うコレクションとなっている。

個性溢れるメゾンのスタイルを忠実に継承した「動く波」

海の柔らかな波紋を表現した「A Fleur d’Eau(ア フルール ドー)」は、まるで水に描かれた花を思わせる壮麗なデザイン。マーキースカットのダイヤモンドはパルメット(唐草文様)のホワイトゴールドに数段階に分けてセットされ、まるで波が揺れ動いているかのような輝きをもたらす。フロリダ沖を流れるメキシコ湾流にインスピレーションを得たという「Gulfstream(ガルフストリーム)」は、オレンジとブルーといった寒色と暖色を組み合わせることで、寒流と暖流がぶつかり合う様子を表現している。

メゾンが愛する色彩芸術を鏤めた「空から見た海岸」

港や入江といった立ち寄り先で過ごす時間にインスパイアされて生まれた「Escales(エスカル)」。煉瓦色に輝くブリックレッドのスピネルを、澄んだ海を思わせるパライバトルマリン、サファイアと組み合わせた、ドラマティックな印象のショートネックレスだ。マーキスカットのダイヤモンドは、寄港地に停泊する船をイメージしている。鮮やかな色の組み合わせが印象的な「Sous Le Soleil(ス ル ソレイユ)」のセットは、様々なアクティビティが繰り広げられる、華やいだ太陽の下のビーチを表現。22.18カラットのラズベリー色のルベライト、マンダリンガーネットを組み合わせたソトワールを筆頭に、アールデコやポップカラーに着想を得て生まれた、心躍るクリエイションとなっている。

海の生き物と、海底に眠る宝物にオマージュを捧げた「千変万化する海の住人たち」

“人魚の歌声“という名の通り、マーメイドの姿のごとく見る人を虜にする、魅惑的な輝きをたたえた「Chant de Sirenes(シャン ドゥ シレンヌ)」。ライムグリーンから希少なアイスグリーンまでの色合いを揃えたトルマリンが、タヒチ産パールの艶やかさを引き立てているのが特徴だ。そして海へのオマージュとしてメゾンが着目したのは、生物だけでなく、船を操る船員たちのタトゥー。遊び心たっぷりに解釈されたカモメや灯台などの海のシンボルがデザインされたユニセックスのブローチ「Encres(アンクル)」は、ゴールドチェーンに通してネックレスとして楽しむことも可能だ。

ショーメ
TEL: 03-5635-7057
http://www.chaumet.com/jp

 

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