日本のエンジニアリングの粋と、シンプリシティを極めた美意識から生み出される、時計を鑑賞するためのラグジュアリー・ウォッチ・ディスプレイ「RE・LEAF Watch Storage」
あなたはご自宅で、どんな風に自慢の愛機たる腕時計たちを飾る、あるいは収納しているだろうか。シンプルにトレイやデスク、テーブルの上に置くという方もいれば、肌身離さず着けて、夜寝る時にベッドサイドに置くという方もいるだろう。複数本を並べて収納できるディスプレイケースをお使いの方もいるかもしれないし、自動巻き時計であればワインディングマシーンをお使いの方もいるに違いない。だがその収納、あるいはディスプレイのためのケースは、機能だけでなくそのもの自体の存在感や美観、稀少性、あるいはクオリティの観点から、果たしてあなたのプレシャスな愛機にふさわしいものだろうか?
ビスポークで選べるディスプレイケース
今回ご紹介したいのは、それ自体がシンプリシティを極めた、まるで家具のような、オブジェのような「RE・LEAF ウォッチストレージ」。ウォールナット、ブラックチェリー、花梨(*写真は花梨製)といった丈夫かつ木目の美しい稀少な銘木を、贅沢にもブロックから削り出したもので、ビスポーク、つまりカスタムオーダー制でつくられるため、当然、世界に同じものは2つとして存在しない。素材のバリエーションも写真のような木だけでなく、例えば大理石や水晶などの石材の他に、ステンレスやアルミニウムといった金属まで自由に選べる。
また、ここに紹介するサンプルは正方形の4本収納型だが、むろんお手持ちの腕時計の本数に合わせてサイズや形もビスポーク――つまり、相談しながら思うままにオーダーできる。素材に関する好みや、飾る部屋の雰囲気、あるいはお手持ちの腕時計のテイストに合わせて考えてみよう。あなただけの、唯一無二の「時計のディスプレイ」をオーダーして、「着けていない時もインテリアとして愉しむ」という、まさに新しい腕時計との付き合い方の提案である。
シンプリシティを極めた美しさと機能美
本体の構造は至ってシンプル。腕時計のストラップをクッション(*サンプルは、Ultrasuede®素材を使用。他にも柔らかなセーム革など、こちらも色や素材を自在にオーダー可能)に巻きつけて、本体の窪みにはめるだけ。フェイスの重い腕時計が万が一にもポロリと抜け落ちないように、パッと見は分からないが、実は穴が奥に向かって7度傾斜(*意匠デザイン申請中)している。このシンプリシティを極めたモノリシックで彫刻的なデザインには、重力の考察もが含蓄されているのだ。
ご覧のとおり、無垢の素材のままの本体にはワインディング機構など仕込まれてはいない。だからこそ毎日、あるいは着用した腕時計を、あるいはワインディングマシーンで巻き上げた腕時計を何本か吟味して選び、この「RE・LEAF Watch Storage」に飾り、それぞれのエピソードを思い出しながらゆっくり琥珀色の酒で満たされたグラスを傾ける――そんな贅沢な時間の過ごし方があってもいいではないか。
老婆心ながら、銘木の入手は近年ますます困難になりつつあるというから、少しでも興味を覚えた方はぜひ早めのお問合せをお勧めする。
RE・LEAF Watch Storage
参考サイズ(写真のサンプル):H24×W24×D8cm
収納スペース:直径9×奥行5.5〜7cm
固定クッション:H7×W10×D5cm前後
価格:時価(サンプルの無垢材製は500,000円〜、大理石製は800,000円〜)
RE・LEAFオフィシャルウェブサイト:http://www.releaf.co.jp