ルイ・ヴィトン、久しぶりのカモフラージュ。
新作は、独特な”ぼかし”のような加工。
ルイ・ヴィトンから、新作レザーグッズ・コレクション「ナイロン・カモフラージュ」が登場した。
ルイ・ヴィトンはこれまで、さまざまな素材やデザインにカモフラージュ・パターンを採用してきた。
2008年に現代アーティスト村上隆とのコラボで爆発的な人気を誇ったカモフラージュ以来の衝撃となりそうな今作。
2020-21秋冬メンズ・プレコレクションに登場した本アイテムは、ぼかしを加えたような独特の雰囲気を醸し出す染色技法のイカットが最大の特徴。
ナイロン素材にカモフラージュ・パターンを配す特殊加工だ。
常にトレンドに挙がるクラシカルなパターンをプリントすることで、メゾンのアイコニックなバッグをアップデートさせている次世代カモフラージュデザインだ。
カモフラニューアイテムは「キーポル・バンドリエール 50」&「クリストファー PM」
メゾンを代表するバッグの1つ「キーポル・バンドリエール 50」
ショルダーストラップ付きの「キーポル・バンドリエール 50」は、メゾンを代表するバッグの1つ。
ナイロンにレザーのトリミングを施すことで都会的な素材のコントラストを表現。
ハンドル用のストラップやファスナー式の内ポケットなど実用性も兼ね備えているのが魅力だ。
▲「キーポル・バンドリエール 50」 サイズ:50 x 23 x 29 cm / ¥309,000-
アウトドアテイストながら落ち着いた印象の「クリストファー PM」
アウトドアの力強さを感じさせるバックパックの「クリストファー PM」は、マットなカラーリングのレザーとメタルパーツが落ち着いた印象を演出。
内側には2つのフラップポケットに加えて、iPadを収納するポケット付きで現代のライフスタイルに相応しいバックパックと言える。
▲「クリストファー PM」 サイズ:41 x 13 x 48 cm / ¥363,000-
ルイ・ヴィトンのアイコニックな「モノグラム」を「ナイロン・カモフラージュ」と共にデザインした本コレクションは、メゾンの歴史へオマージュを捧げながらも新たなデザインへの挑戦を体現している。
ヴィトンの中でも常に高い人気を誇るカモフラージュだが、今作のぼかしデザインや絶妙に抑えられた色味が、ナイロンながら馬革レザーを思わせる質感で、これまでにないオトナな雰囲気を醸し出している。
カモフラ柄を敬遠していた層も抵抗なく取り入れられる画期的なアイテムと言えるだろう。
ショルダーストラップの上品なフォルムや大きめのタグもラグジュアリーかつ上品な出で立ちを演出してくれている。
丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにこだわりを持ってきたという証だ。