-リシャール・ミル 正規取扱店 特別連載-
リシャール・ミル 神戸
毎月全国のリシャール・ミルの正規取扱店舗の魅力を紹介する連載企画。
2019年10月に神戸にオープンしたリシャール・ミル神戸をご紹介します。
リシャール・ミル最新のコンセプトブティックが神戸にオープン!
この秋にオープンしたばかりの国内3店舗目のリシャール・ミル最新コンセプトブティック「リシャール・ミル神戸」は、創業113年の歴史をもつ時計・宝飾専門店「カミネ」がリシャール・ミルと共同運営する新スタイル。カミネ代表取締役社長の上根氏に、リシャール・ミル神戸のブティックや、リシャール・ミルというブランドに対する想いなどについて伺った。
アートという分野に属する、これまでにない異次元の高級時計の世界観を上根氏に語っていただきました。
ラグジュアリージャンルに特化したリシャール・ミル神戸の強みとは?
1_創業113年の時計・宝飾専門店が運営
2_時計販売の経験が豊富で知識あるスタッフによる接客
3_個別イベントなどお客様へのホスピタリティを実施
創業113年という長い歴史を持つカミネは、リシャール・ミルが日本に上陸した当初から取り扱いをスタート。ラグジュアリーなサロンの雰囲気で元町店の2階に専用フロアを設けていたが、さらなるリシャール・ミルの世界観のご紹介を強化していくために単独のブティックとしてオープンさせた。
「ブティックをつくったのは、万全の体制でお客様のリクエストにお応えしていこうという想いから。リシャール・ミルは、時計もさることながら、チャリティなどの社会貢献にも力を入れていて、企業姿勢として素晴らしい。家族経営的なところにも魅力を感じていました。私のところも家業ですから。そして、リシャール・ミルのブランドの魅力をさらに広めていくためには、このブティックが必要だと思ったのです。」上根氏。
超高級ブランドの時計を取り扱うためには専門の知識が必要だが、カミネには様々な資格を持つ経験豊富なスタッフが揃っている。それもリシャール・ミル神戸の強みのひとつだ。「時計について学習し、経験豊富なスタッフにより、リシャール・ミルの素晴らしさ、魅力を余すことなくきちんとお客様へお伝えできます。それがお客様の満足度につながっていきます。」と上根氏。
さらに、ブティックならではの品揃えや情報提供、お客様ごとの個別イベントなどホスピタリティを充実させることが、お客様にとって重要なポイントになるという。「取り扱いを始めてから、リシャール・ミルを多数販売してきました。お客様にとってはその1本1本が宝物ですから、万全のアフターサービスをしていきたい。同時に、リシャール・ミルを着けて集まる場を提供していくこと。リシャール・ミルは、すでに様々なイベントを開催していますが、これまでは他の時計ブランドではなかったことです。そのようなイベントをこれから、ますます展開していきますので、ブティックとしてご案内していきます。」
リシャール・ミルの魅力について改めて聞いてみると、「独自性、アート性でしょうね。そして、時計というより、もはや美術品とか芸術品として、オークションなどでもしっかりと価値が保証されていること。バスキアの絵のように、資産性を伴うものに投資する時代ですから」と上根氏。リシャール・ミル神戸は、そんなリシャール・ミルの世界観を体感し、その魅力をたっぷり堪能できる空間になっている。
リシャール・ミル神戸は2階建ての単独の路面店。1階には展示スペースのほかに商談スペースが設けられている。「お客様が隣同士にならないように配置しています」との上根氏の言葉どおり、周りを気にすることなく、ゆったりくつろぎながらじっくり時計を選ぶことができる。
インテリアは、世界のリシャール・ミルブティックの仕様を踏襲。曲線を生かしたデザインや光を取り入れた演出も、ブティックならでは。ショーウインドウには、お馴染みの時計をモチーフにしたガラスのオブジェも配されていて、リシャール・ミルの世界観を満喫できる。
随所にさりげなくディスプレイされたF1レースやエクストリームスポーツなどを想起させるアイテムも、リシャール・ミルならではの世界だ。
高級感をもたらす木目調の壁を背景に、燦然と浮かび上がるブランドロゴ。高級時計を超越した、エクストリームウォッチを生み出すリシャール・ミルの風格が漂っている。
ほの暗い空間が、特別感を高める。「改装前にふらりとリシャール・ミル氏が訪れて、『この階段では勾配が急で、女性が15㎝のヒールで上がるのは大変だ』とか、信じられないような細かいことまでオーダーを出して帰られました(笑)」と上根氏。おかげでゆったりとした勾配の階段が設置された。
RM 023 オートマティック
RM 07-01 レディス オートマティック
1階の時計展示コーナー。黒い壁に埋め込まれたショーケース内の時計が、スポットライトを浴びて光り輝く。そんなドラマティックな演出も、リシャール・ミルブティックらしさを強調している。
上根氏自らが愛用するRM 005の魅力とは?
「縦横の比率が絶妙。装着感が抜群で、これみよがしでないところも魅力です」
「もう10年くらい使い続けていますが、コンディションは素晴らしく、長く使ってもテンションが落ちません。サイズ感が絶妙で、縦横のバランスも僕にはちょうどいい。チタンだともっと軽くていいけれど、ホワイトゴールドならではの光沢のある素材感も気に入っています。リシャール・ミル・ソサエティから、このモデルの希少性も知られていて、分かる人だけに分かるので、ビジネスでそれなりの場に着けていくことが多いです」(上根氏)
リシャール・ミル初の自動巻きモデルとして発表された「RM 005」。チタン製地板を使用し、着用者の使用環境に合わせて最適な巻き上げ効率を選択できる、画期的な可変慣性モーメントローターを搭載している。
ケースサイズ:45.00㎜×37.80㎜×11.45㎜
ケース素材:ホワイトゴールド
ムーブメント:自動巻き
パワーリザーブ:約55時間
防水性:50m
発売時期:2004年
生産終了
リシャール・ミル スタッフ
藤長さんが選ぶリシャール・ミル2019
最新作ベストモデル
「RM 025 トゥールビヨン クロノグラフ ダイバー」
「300m防水を実現したケースはダイナミックでありながら装着感は抜群」(藤長氏)
深海をテーマに製作された、過酷な環境にも対応するリシャール・ミル初のダイバーズウォッチ。3層構造のラウンド型ケースと24個ものトルクネジで結合されたベゼルにより300mの防水性能を実現している。「5年の歳月をかけて開発したというダイナミックなケースは圧巻。ラグとラバーストラップの付け根の構造は人間工学に基づいて設計されており、完璧なフィット感を実現しています。シースルーバックからは耐衝撃性を高めたトゥールビヨンのV字型のブリッジを確認でき、メカニズムの素晴らしさも堪能できます」と藤長氏。2009年、ジュネーブグランプリ スポーツウォッチ賞受賞。
ケースサイズ:直径50.70㎜×19.20㎜
ケース素材:カーボン×チタン
ムーブメント:手巻きトゥールビヨン、クロノグラフ
パワーリザーブ:約70時間
防水性:300m
価格:8470万円(税抜)
2階には、カウンセリングやベルト交換、クリーニングなどを行うウォッチメーカールームも備える。メンテナンスにスムーズに対応するスタッフも常駐。
*表示価格は2019年11月1日現在の価格となります。
EVENT INFORMATION
ヨットハーバーや高級外車ショールームでのコラボイベントなどを開催。ゴルフコンペなどのスポーツイベントや、海外・国内のVIPツアーも行っている。
今後も各種パーティや個別イベントの開催を予定している他、過去の名作や顧客の所持品を借りて展示する作品展や展示会、高級外車のイベントへのブース出展を予定。車、船、インテリア、アートなどの各ラグジュアリージャンルとのコラボイベントも実施していく。
SHOP INFORMATION
リシャール・ミルの世界観を丸ごと堪能できる、2階建てのコンセプトブティック。1階はゆったりとした展示、商談スペースで、メンテナンスルームを備えた2階はプライベートサロンのようなラグジュアリーな空間になっている。
リシャール・ミル 神戸
住所:〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町3-1-9
TEL:078-392-5111
FAX:078-392-5101
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週水曜日