暖かくて柔らかい稀少な獣毛、キヴィアックのブランケット。

キヴィアックとは、イヌイット語で「雲」を意味し、
カナダ北極圏ノースウェストに唯一生息する
ジャコウ牛の産毛を紡いだ繊維のこと。
「世界最古にして、最高の獣毛」といわれている。
約100万年~2万年前の氷河期に、
マンモスの傍らで草を食んでいたジャコウ牛が、
-50℃以下という過酷な環境で現在まで生き抜くことができたのは、
保護毛の下にある細くて長く、
やわらかいキヴィアックと呼ばれる産毛に全身を覆われ、
寒さをしのげたからだ。
マンモスと同じ体長2~2.6mでありながら、
氷河期を生き抜いてこられたのだから、
いかにその産毛が暖かいかが想像できる。

 

それほど暖かく、すばらしいマテリアルなら、
どうして今まで出会えなかったのだろう?
それは、ジャコウ牛は、頭数が減らないように管理され、
現地の原住民であるイヌイットだけに頭数制限して
捕獲が許されている希少種だからだ。
なんと、カシミヤと比較すると採取量は数千分の1と言われている。
採取方法も独特で、人間が近づくことができないため、
春になって毛が生え代わり、
産毛が抜けた時期を見計らって、
自然に抜け落ちた産毛だけを採取するという、
気の遠くなるような方法だ。
稀少なキヴィアックを扱っているのは、
現在世界でも数社のみだそうだ。

 

ちなみに、ヤギ、ラクダ、ジャコウ牛と、
生息地域が極寒であるほど毛が細くなり暖かい。
ビキューナと同じくらいの8ミクロンから12ミクロンの
細さのキヴィアックは、
中に空洞があるストロー状の産毛のため、
暖かさが持続するという。このキヴィアックを
日本で唯一取り扱っている「サンモトヤマ」では、
2005年秋冬からコレクションをスタート。
カシミヤやビキューナを超える素材ともいわれ、
ストールやマフラーも気になるが、
これからのシーズンを考えるとブランケットを選びたい。
リビングでもベッドルームでも、
究極の暖かさをもたらしてくれるだろう。
持ち上げてみると、その軽さに驚き、さらに、
手に伝わるその暖かさにも驚かされる。
意外に丈夫で、この肌触りのコンディションが長く続くそうだ。

 

このブランケットは、
ジャコウ牛の天然色のままのブラウン。
美しい光沢も、天然そのものだ。
元の産毛の色が濃いために、
淡いカラーのストールなどにはむかないが、
染色なしの方が、より肌触りの良さを実感できるだろう。
世界最上の素材でありながら、あまりにも稀少で、
多くの人の目に触れることがなかったために、
その価値が知られることがなかったキヴィアック。
素材の追及を大切に、世界最高の品質と独特の美を持つ
希少な素材を扱う「サンモトヤマ」の中でも、
レア中のレアなマテリアルといえそうだ。

 

302400円(サイズ146㎝×93㎝)

 

サンモトヤマ セレクション
キヴィアック ブランケット
http://www.sunmotoyama.co.jp/collection/3646/

 

サンモトヤマ 銀座本店 アート・ライブラリー
http://www.sunmotoyama.co.jp/

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