予約の取れないカウンターフレンチ「CIRPAS」のシェフであり、「George ジョージ」として登録者115万人の料理系youtuberとしても活躍する吉田能氏と、伝統と革新という想いのもと日本酒を生み出し、世界に伝える活動をする高級日本酒ブランド「MINAKI」がタッグを組み、一夜限りのコラボレーションディナーが開催された。
カウンターフレンチ「CIRPAS」のシェフとしてだけでなく、大人気youtuberとしても活躍する吉田能氏
料理系youtuberとして大人気の吉田能氏。多くのフォロワーを獲得している為、専業youtuberと見られてしまうこともあるが、本職は凄腕のフレンチシェフだ。
丸の内のホテルのレストランでキャリアをスタートさせた吉田氏は、その後、渡仏しパリのミシュランスター店「ドミニク・ブシェ」で働き、技術を研鑽。帰国後は15年連続2つ星獲得という「ピエール・ガニェール」で腕を振るった後、2015年新たにオープンした「ドミニク・ブシェ トーキョー」に入店した。
その後、「レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ」のシェフに就任、DBグループのエグゼクティブシェフとなり、東京、金沢、名古屋、京都の各店舗を統括する立場に。
コロナ禍の2021年に「George ジョージ」として料理のノウハウを紹介するyoutubeの配信を開始すると、一流シェフ自ら発信するチャンネルは一躍人気となる。
2022年に独立し、白金にカウンターフレンチ「CIRPAS」をオープン。予約の取れないレストランとして人気を博す。
Youtubeの「George ジョージ」チャンネルもいまや115万人のフォロワーを抱える大人気チャンネルとなり、シェフとしてyoutuberとして多方面で活躍中だ。
吉田能氏と高級日本酒ブランド「MINAKI」による一夜限りのスペシャルディナー
一流フランス料理シェフでもあり人気youtuberでもある吉田能氏のフランス料理店「CIRPAS」に「MINAKI」の導入が決まり、お披露目も兼ねたスペシャルコラボのペアリングディナーが開催。銀座の星付きレストラン「ドミニク・ブシェ トーキョー」でスーシェフとして腕を振るった吉田氏の完成度の高い料理には、参加者から感嘆の声が上がった。
サステナビリティに取り組み酒粕を利用した料理
イベント当日は、MINAKIの魅力を存分に引き出すMINAKI特別コースが吉田氏によって考案されたが、なかでも日本酒製造で発生する酒粕を活用した料理は話題を集めた。
酒粕は日本酒の搾りかすともいえるものだが、栄養素が豊富で様々な場面で活用できる食材として注目されている。
しかしながら、全体量の25%は廃棄されているという問題があり、サステナビリティの観点からも、それを解決する提案の一つとして生み出されたのが今回の酒粕を利用した料理だ。
酒粕パン
「酒粕パン」はMINAKIの酒粕を贅沢に練り込んだパンだ。酒米を83%以上磨き、中心17%のみを使いつくられる極幻という日本酒の酒粕を練り込み焼きあげられている。
焼きたてのパンを割ると蒸気と共に、香ばしいパンの香りとともに上品な極幻の酒粕が香る。
酒粕マリネのほろほろ鳥
「酒粕マリネのほろほろ鳥」は、透明感のある甘みを持つほろほろ鳥を、同じく透明感が特徴の日本酒「極幻」の酒粕に漬け込んで焼き上げたもの。
ペアリングドリンクとして、極幻を合わせることで、繊細な甘みに同調しながら味わいを拾い、一体感のあるペアリングを感じられる逸品となった。
ラグジュアリーな⽇本酒の世界をさまざまな形で届ける⽇本酒ブランドMINAKI
MINAKIは⽇本酒が持つ可能性の拡張を⽬指し、ラグジュアリーな⽇本酒の世界をさまざまな形で届ける⽇本酒ブランドだ。
2022年の発売直後から、IWCを始め6つの世界的品評会で受賞するなど世界的な評価も⾼く、⼀流レストランやホテルで続々と導入されている注目の日本酒だ。
確かな技術と熱い情熱を持つ杜⽒とタッグを組み、ラグジュアリーシーンに相応しい“理想の味とスタイル”を追求し、⽇本酒が“⼈の特別な感情や時間・場を彩る”存在となる未来の実現を信じて、⽇本酒の新しい世界へ挑戦しつづけている。
酒米の王者を磨き上げて生まれる究極の1本
『極幻|GOKUGEN』
栓を開けると部屋中に果実のようなふくよかな香りが広がる。洗練された甘みと、複雑な旨味が重なりほのかな酸味で消えていく余韻。原料米には酒米の王者と誉高い、兵庫県産の「山田錦」を使用し、200時間以上かけ酒米を17%まで磨きあげて生み出される究極の逸品だ。