/(スラッシュ)コンティニュエの顔に纏うジュエリー。

昨今のメガネはリーズナブルなものに注目が集まっている。もちろんそれが悪いということではないが、
顔周りにつけるものは、腕時計や靴よりも先に、向き合う相手の目に入る。
いい大人が…と思われることだってあるはずだ。

メガネに使用されるなかでは最高級素材に位置する鼈甲。
16世紀以降にヨーロッパ各地に普及していった鼈甲細工は、
イギリスやフランスの王室でもさまざまな装飾品として愛用されてきた。
日本にはポルトガル船が長崎に入港した際に伝わり、
現代に語り継がれている。
近年ではその希少性が一段と上がっている素材でもある。

鼈甲の美しさは自然な光沢ある艶と色合い。
またメガネにした際には、
たんぱく質で形成された良質な天然素材であること、
コラーゲンを含んでいることにより肌触りが柔らかく、
上質なかけ心地を叶えてくれる点も特徴だ。

 

アイウエアのセレクトショップ、
コンティニュエが面白いプロジェクトを立ち上げた。
それはファクトリーや作り手とモノ作りに踏み込んで
コラボレーションしていく企画、

/(スラッシュ)コンテュニュエ。
第一弾となる今回は、そんな鼈甲と18Kを配した贅沢な仕様だ。

素材だけでなく、製作者にもこだわっている。
今回はこのプロジェクトを日本を代表する
鼈甲メガネの作り手、大澤鼈甲に依頼。
いい素材を使っているから逸品ができるとは限らない。
作り手とのバランスがあってこそだと思う。
こういうところからも一切妥協を感じない、
とことんやってやるという思いがひしひしと伝わってくる。

 


鼈甲を採用したメガネは、
もちろん過去にも今にも存在している。
ただ歴史があり、希少性がある素材だからこそ、
小ぶりなデザインが多かった。
でもこれはほどよいサイズのフェイスに加えて、
ジェンダーレスでかけられる。
肌に明るさを加えてくれるから、
健康的かつマイナス5歳にも映るだろう。

 


かけた状態では見えないところにもこだわっている。
ヒンジに使用されているのは18K。
ここまでやるか!というくらい贅沢な仕様。
でも細部にまでこだわりがあるからこそ、
纏う側も納得できるし、気分も上がる。

/(スラッシュ)コンティニュエは面白い。
昨年の15周年を機に立ち上げたプロジェクトだが、
これからが本当に楽しみだ。
コンティニュエのショップが存在する恵比寿南2丁目のエリア。
店を構えた当時はまだショップなどの未開拓地だったそうだ。
そこからスタートして人気店となった経緯を
もっているからこそ、このチャレンジにもうなずける。
冒頭でも書いたが、今メガネはリーズナブルなものが
脚光を浴びている。
そんななかでこの試みは時代に逆行したものなのかもしれない。
でも僕はこの心意気に賛同したい。
もちろんかければ安価なそれと違うことなど一目瞭然だ。

ブランド:大澤鼈甲/コンティニュエ
モデル:PNT
カラー:茨甲エックス
* 18K丁番
価格:72万円(税抜)

コンティニュエ
http://www.continuer.jp/

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