富裕層のアウディ。

技術革新によりクルマには様々な新機能や装備が増え、
同時に革新的素材を使った軽量化や高剛性による
運動性能の底上げや燃費性能の向上などが著しく起きている。
そんな中、飛躍的に性能が高まっている分野がある。
それがデザイン。言うなれば、カッコ良さだ。
先日、羽田空港を飛び立ちドバイ空港乗り換えで、
約24時間の移動時間をかけて、
南アフリカ共和国のケープタウンに行ってきた。
南緯33度に位置しており、
今は夏季でカラッとした空気感の中に鋭い太陽の光が降り注ぐ気候だ。

前を走るクルマは同じ日本メディアチームが運転する
アウディの新型A7スポーツバック。

ケープタウンの日が遮られるビル群の合間を抜け走り、
郊外に出て太陽の陽が車体に降り注いだ瞬間に、
クルマが漂わす空気感が一変した。
まるで華麗な女性のキリッと表情が笑顔に変わった瞬間を見たかのようで、
クルマ相手にドキッとしてしまった。

 

そもそもA7スポーツバックは、
ビックセダンがもつ快適性と居住性そして高級感に、
広い荷物室を備える実用性と、
スポーツとラグジュアリーを両立するクーペスタイルを取り入れたモデル。
昨年末にフルモデルテェンジしたフラッグシップセダンのA8をベースにしているので、
運動性能や乗り味そして装備などは申し分ない。
そこにA7は最新技術を使い、

 

2014年から次世代アウディのデザインを示していた
prologueコンセプトカーのデザインテイストが色濃く注ぎ込まれた。
具体的には、サイドのプレスラインやフェンダーアーチの盛り上がりの造形、
そしてルーフから綺麗につながるリア周りの滑らかな処理。
さらにはリアエンドの”彫り”がとても深く立体感が増す作り。
どれも以前ではパネル加工処理技術の観点から難しいとされていたデザイン加工が施されている。
その様な造形技術があると、
1/3は凸で光を作り、2/3は凹で影を作るという、
光で表情を変えるような表情の変化や演出ができるという。
またA7スポーツバックは、
夜のカッコ良さを求めて、
前後ライトの立体的な造形とドアの解錠や施錠時の光り方の演出にも気を配っている。
もちろん、新たに採用が始まった48V主電源のマイルドハイブリッド機構や、
最大で5度の範囲でリアタイヤも操舵する4輪操舵
(ダイナミックオールホイルステアリング)も備えている。

 

さらには携帯電話のように扱えるタッチ式の大型モニターを
2つ高ったインフォテイメントシステムなど、
注目すべきは多々ある。
しかし何よりもまずは最新技術で成し得る、
陽の下で表情を変える様を見てもらいたい。
カッコ良さの基軸が変わるはずだ。

(五味康隆●文)

Audi
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

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