セカンドカーで、エスカレードを。

使える人を選ぶ。
使える環境を選ぶ。
乗れる人を選ぶ。
買える方が限られる。
高級車と呼ばれるクルマは、
それら複数の要素が複雑に絡み合うほどに価値が上がるともいえる。
もちろんその代表格としてスーパースポーツモデルが挙げられるが、
その対極に認識されているモデルが、
実は高級のそれら要素を多く持っていたりもする。
例えばキャデラックのエスカレード。
カーライフを楽しみたい。
カーライフを広げたい。
多くの経験をしたいのであれば、
頭を柔軟に物事への視点を変えてみるのも良いだろう。

 

北米で鍛え上げられた高級ブランドのキャデラックのフルサイズSUV。
このモデルの持つ魅力は、触れてみると深く魅了される魔力的な要素がある。
まず自身の駐車場環境などに照らし合わせて欲しい。
全長5195mm、全幅2065mm、全高1910mm。
そのボディはとにかく巨体であり、
車両重量は2670kgにも及ぶ。
このスペックを収納できる駐車場があるのであれば、
次に使用環境を考えて欲しい。
ミニバンよりも全高が高いSUVであり、
ボンネットの高さが成人男性の肩あたりに相当する大きさだ。
ドアの開け閉めと連動する格納式ステップがあるが、
それでも乗り降りでは登り乗り、下り降りる感覚がある。
さらにそのような大きなクルマにアレルギー反応を示さず
気兼ねなく使える運転感覚がないと使いこなせないだろう。
更に言えば、どんなに運転が得意な方でも、
これをファーストカーとして毎日使うには困難を極める。
もちろんその壁を乗り越えファーストカーとして使うのも、
クルマを運転している感覚を強く抱けるし楽しさもあるが、
休日の遠出で使うなどのセカンドカー的な使い方が
超贅沢ライフスタイルとしておすすめ。
そして最後の壁は車両価格1360万円。
これをセカンドカーとして乗り越えられる方は少ないので、
だからこそエスカレードは希少性が高いわけだ。

 


では改めて言おう。
いまお伝えした壁を全て乗り越えられる勝ち組の方で、
まだこの手のアメ車フルサイズSUVを所有したことがないのなら、
所有してみると良い。
クルマに対する価値観が間違いなく変わるはず。
この大きさと超大型グリルが相当な迫力と
威圧的な雰囲気を見るものに与えるのだろう。
ロールスロイスを運転しているのと同等レベルで
周りが道を譲ってくれる。
しかもなかなか見かけないモデルだからこそ、
適度に人の目を集める注目度を備えていて心地よい。
さらに、運転していて下界を見下ろすような運転視点が、
優越感とも表現できる気持ち良さを与えてくれる。
ちなみに個人的な感覚では、
銀座の並木通りのブティックの前にクルマを横付けで買い物をする。
フェラーリなどで行く定例のライフスタイル以上に、
自身の個性を表現できる感覚を得られるし、
センスの良さやお洒落な雰囲気を漂わせられるのでオススメ。
ちなみに運転すると全ての操作に鈍感で
“ダル”いイメージを抱いている方も多いが、
キャデラックのフルサイズSUVの世界観の作り方は見事。
室内の作りや乗り味から、飛ばして移動するよりも、
景色を眺めながら重厚でしっとりとした乗り味に
身を預けたいと思わせるのが見事。
普段から“飛ばす”方でも、
ゆったり走ることにストレスを得ないはず。
念のため言っておくが、アクセルを踏めば
最大出力426PS、623Nmのエンジンが
重さなど感じさせずに巨体を加速させる実力も備えているが、
それをフルに使いたいと思わせないのだ。
エスカレード、自分が知らない自分に気が付かせてくれる可能性がとても高いモデルだ。

文●五味康隆

エスカレード

https://www.cadillacjapan.com/escalade/model-overview.html

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