レクサスLSは、ステアリングか、リアシートか。

11年ぶりにレクサスのフラッグシップモデル、
LSがフルモデルテェンジした。
先日、媒体向けの試乗会が開催されたばかりなのに、
オレに1号車を持って来い!そんな力あるオーナー達だろうか、
すでに銀座や六本木を走り回っている。

 


エレガントではあるが、同時にかなりの威圧的な存在感。
周りに紛れる事のない個性ある見た目は、
プレミアムブランドの必須の要素。
しかも派手さで目立つのではなく、
本質を追求したデザイン性の高さから、
見る者の目を釘付けにしていることに拍手を送りたい。
LSの成功は半分約束されたようなものだろう。

 


新型LSの伸びやかなフォルムは、
ひと足早く登場したフラッグシップクーペLCと同じ
GA-Lという基本骨格から成り立っている。
だからこそ低く伸びやかに出来ている。
人でいうすらっとした脚の長さに当たる
フロントタイヤの後ろのフェンダーの幅の広さなど、クルマ好きの心に刺さるデザインだ。

 


このスタイルの良さに加えて、
寄木細工を思わせるウッドパネルや織物で仕立てられた内装、
さらには切子硝子加工の装飾など、
日本職人による匠の技がひかり、
これまた他にはないプレミアム性を獲得している。
今までのクルマには無いインテリアが欲しいから……
そんなLSオーナーがいてもおかしくない。

走りも内外装に負けない攻めた仕上がりだ。
端的に、今回のLSはドライバーズ・カーとしての性能が磨かれた。
ハイサルーンカーで、後席に乗って心地よいクルマはたくさんあるが、
運転して気持ち良いクルマは少ない。
その分、多少乗り心地や静かさが犠牲になっていたが、
運転を楽しめる、スポーティに走れるサルーンに生まれ変わっていた。
運転したらボディが一回り小さく感じる。
ハイサルーンカーでは得るのが難しいとされていた
フィット感がLSにはあった。
そこがいい。
ビックセダンを自分で運転する方にとって、
うってつけのモデルになったことは間違いない。

ちなみに、ハイブリットモデルのLS500hが
若干マイルド傾向の仕上がりで、
3.5リットルターボエンジンのLS500が、
最大出力422馬力、最大トルク600NMという、
既存のV8を軽く超える性能を持っており、
それに合わせてスポーティな味付けになっている。
両グレードに走りに磨きをかけたFスポーツの設定もある。
LS、もう一つ忘れてはいけないのが安全性。
自動運転一歩手前の運転支援機能まで付いており、
高速道路はほぼクルマ任せで走れる先進性も備えている。
大きな進化ポイントであり、他車に対するアドバンテージだ。

 

一方で、後席主体、静かさ重視の方がLSとしては良いのでは?とも思った。
そこがLSが進もうとしている世界なのだろうか、と。
5代目LSは、ジャーマンスリーのライバルを超えるために新たな道を進み始めた。

 

レクサス
https://lexus.jp/

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